お芋の中でも里芋は別格!気管支のケアにも活躍。
材料
里芋、人参、粗糖、醤油、きび酢、片栗粉、揚げ油 それぞれ適宜
作り方
①里芋は皮を剥かずにきれいに洗って水気をキッチンペーパーなどで拭き取っておく。
②甘酢あんをつくる。粗糖、醤油、きび酢を鍋に入れてよく混ぜてから火にかける。加熱したら水に溶いた片栗粉を少しずつ流し入れ、木べらなどで混ぜる。
③「①」を米油で5分以上素揚げする。
④人参は適当な大きさに切ってゆがいておく。
⑤素揚げした里芋に甘酢あんをかけ、茹でた人参を添える。
「鹹・辛・甘・苦」を揃えた理想的なバランス食。
材料
豚肉、昆布、里芋、人参、レンコン、ゴボウ、生姜、味噌、小ネギ それぞれ適宜
作り方
①里芋は皮を剥いて茹で溢しておく。人参、レンコン、ゴボウは食べやすい大きさに切る。生姜は千切りにする。
②ネギは小口切りにする。③鍋に水を入れて昆布、豚肉、「①」を入れて煮る。
④具材が煮えたら火を止めて味噌を溶く。椀によそって小ネギを散らす。
「甘」のフルーツに「辛」の香辛料をプラス。
材料
リンゴ、ドラゴンフルーツ、米油(揚げ油)、海塩、ブラックペッパー、シナモン それぞれ適宜
作り方
①リンゴは櫛形にカットする。ドラゴンフルーツは食べやすい大きさにカットする。
②「①」を素揚げして海塩を振る。
③ドラゴンフルーツにはブラックペッパーを振りかける。リンゴにはシナモンを振りかける。
- 分量表示の「適宜」には理由が…。
- 郷田さんのレシピには「適宜」という分量表示が多いと感じませんか?実は、これには理由があるそうです。表示分量に頼りがちになると、自分なりの味の工夫がなくなってしまいがちです。「適宜」は自分で味のイメージを膨らませ、考える機会をつくるためなのです。 塩分や糖質など食事制限がある方も、たし算や引き算をしながら、味のコントロールをしてくださいね。
郷田 美紀子
- ■プロフィール
- ごうだ みきこ/1948年生まれ。 家業である「郷田薬局」の管理薬剤師、百姓。薬局の隣に設けた「薬膳茶房オーガニックごうだ」で病気を薬だけではなく、「五味調和」の考え方を用いた食事で治すことを実践。2009年には宿泊施設「綾ビオスヴィレッジごうだ」をオープン。