消化酵素のジアステーゼが胃の働きをサポート。
材料
五分づきの玄米、押し麦、紫山芋(一般的な山芋でも可)、昆布、イリコ、味噌、乾燥ワカメ(焼き海苔でも可)それぞれ適宜
作り方
①五分つきの玄米と大麦を混ぜてご飯を炊く。
②紫山芋をすり下ろす。
③昆布、イリコで出しをとって味噌汁を作る。味噌汁は濃い目に作る。
④「①」に「③」を入れて乾燥ワカメを散らす。
小豆には、食物繊維やポリフェノールがたっぷり!
材料
小豆、きび砂糖、海塩、切りモチ、ふかしたサツマイモ それぞれ適宜
作り方
①小豆は洗っておく。鍋にたっぷりの水と小豆を入れ、一度沸騰させる。
②アク抜きのために、沸騰したお湯は捨てる。
③再度、小豆が浸かるぐらいの水を入れて1時間ほど煮る。小豆が水面から出ないように水を足しながら煮る。
④小豆が柔らかくなったら砂糖と海塩を入れる。
⑤切りモチをオーブントースターなどで焼く。ふかしたサツマイモは、食べやすい大きさに切っておく。
⑥お椀に「④」「⑤」を盛りつける。
「酸」の酢のもので滞りやすい血流を良くする。
材料
赤かぶ、白かぶ、生姜、蜂蜜、米酢、柚子の皮 それぞれ適宜
作り方
①赤かぶ、白かぶはスライスする。生姜は細切りにする。
②「①」に塩をして5分ほどおいたら絞って水分を出す。
③「②」に蜂蜜、米酢を加えて細切りした柚子の皮を散らす。
体を温めるスパイスと消化吸収を助ける甘酒がポイント。
材料
柿、リンゴ、甘酒、黒胡椒 それぞれ適宜
作り方
①柿とリンゴは皮をむいて食べやすい大きさにカットしておく。
②甘酒(作り方は下記に)と黒胡椒を「①」にかける。
甘酒の作り方
材料
五分づきの玄米…1合、昆布出し…炊飯器の目盛り4合分、米麹…300g
作り方
①炊飯器で炊いた五分づきの
②玄米に米麹と昆布だしを加えて良く混ぜる。
③炊飯器の温度を60度に保ちながら約6時間置いて出来上がり。
- 分量表示の「適宜」には理由が…。
- 郷田さんのレシピには「適宜」という分量表示が多いと感じませんか?実は、これには理由があるそうです。表示分量に頼りがちになると、自分なりの味の工夫がなくなってしまいがちです。「適宜」は自分で味のイメージを膨らませ、考える機会をつくるためなのです。 塩分や糖質など食事制限がある方も、たし算や引き算をしながら、味のコントロールをしてくださいね。
郷田 美紀子
- ■プロフィール
- ごうだ みきこ/1948年生まれ。 家業である「郷田薬局」の管理薬剤師、百姓。薬局の隣に設けた「薬膳茶房オーガニックごうだ」で病気を薬だけではなく、「五味調和」の考え方を用いた食事で治すことを実践。2009年には宿泊施設「綾ビオスヴィレッジごうだ」をオープン。