郷田家の彩り冷や汁
13種類の野菜で五味調和をバランス良く。
材料(4人分)
キュウリ、玉ネギ、紫キャベツ、オクラ、生姜、大葉、ミニトマト、ナス、黄色パプリカ、ホウレンソウ、人参、赤パプリカ、椎茸 それぞれ適宜
作り方
①キュウリ、ミニトマトはスライスする。玉ネギはスライスして水にさらした後、水気を切っておく。生姜はスライスして千切りにする。大葉は千切りにする。
②紫キャベツ、オクラは湯がいてからスライスする。
③黄色パプリカ、赤パプリカ、人参、ナスはスライスしてから湯がく。
④ホウレンソウは適度な大きさに切ってから湯がく。
⑤椎茸はスライスする。
材料(4人分)
イリコ、白胡麻 それぞれ適宜
昆布出汁…500cc、豆腐…半丁(味噌と同量ぐらいを目安に)、味噌…60g
作り方
①豆腐はつぶしておく。
②イリコと白胡麻をそれぞれ炒る。すり鉢に炒ったイリコと白胡麻を入れて擦る。
③「②」に味噌と「①」を加えて擦り、昆布出しで溶く。
④冷や汁はすり鉢のままでも、大き目の器に移し替えてもよい。ご飯をよそって夏野菜をトッピングして、冷や汁をかけていただく。
梅シロップジュース
やさしい甘さの夏バテ解消ドリンク。
材料
梅の実、きび砂糖 それぞれ適宜
作り方
①梅の実に爪楊枝でポツポツ穴をあける。
②水に「①」を入れて炊き、湯温が50℃になったらお湯を捨てる。お湯を捨てる時は、梅の実が痛まないように気をつける。これを3 度繰り返す。
③4度目は水に梅の実ときび砂糖を加えて炊く。梅の実が甘くなったら出来上がり。
- 分量表示の「適宜」には理由が…。
- 郷田さんのレシピには「適宜」という分量表示が多いと感じませんか?実は、これには理由があるそうです。表示分量に頼りがちになると、自分なりの味の工夫がなくなってしまいがちです。「適宜」は自分で味のイメージを膨らませ、考える機会をつくるためなのです。 塩分や糖質など食事制限がある方も、たし算や引き算をしながら、味のコントロールをしてくださいね。
郷田 美紀子
- ■プロフィール
- ごうだ みきこ/1948年生まれ。 家業である「郷田薬局」の管理薬剤師、百姓。薬局の隣に設けた「薬膳茶房オーガニックごうだ」で病気を薬だけではなく、「五味調和」の考え方を用いた食事で治すことを実践。2009年には宿泊施設「綾ビオスヴィレッジごうだ」をオープン。