女性ホルモンを増やす方法と増やすメリットとは

女性ホルモンを増やしていくことで女性らしく綺麗になれると知っている人は多いはず。
この記事では具体的に女性ホルモンと呼ばれるものは何なのか?
そしてアップするための方法もご紹介していきます。
食事や運動など日常的に取り入れられるものもたくさんあるので、ぜひこの記事をよんで女性ホルモンを手軽にアップしてくださいね。
女性ホルモンって何?
女性ホルモンは2種類存在します。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンと呼ばれるものです。
毎月一定のリズムで卵巣よりホルモンが分泌されています。
もともと分泌の信号を送っているのは大脳です。
脳がいつも卵巣のホルモン分泌量をチェックしていて、増減を左右しています。
卵胞ホルモン
卵胞ホルモン(エストロゲン)は受精卵を包んでいる子宮内膜を整える存在です。
そして、女性らしい体つきをつくるホルモンとしても活躍します。
その他には肌や髪の毛のツヤ・集中力・骨の密度を保つ役割もあります。
思春期から卵胞ホルモンの分泌はさかんになり、更年期になると減少します。
黄体ホルモン
黄体ホルモン(プロゲステロン)は受精卵が着床しやすいように子宮を整えて、妊娠を促すホルモンです。
赤ちゃんが出来ていない状態であれば徐々に減少して、子宮内膜を体の外に押し出してくれる役割を持っています。
他には乳腺を発達させたり、体の中の水分量を一定に保ったり、基礎体温を上昇にも役立ちます。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類がうまく働くことで、女性の体を健康に保つことが可能となるのです。
どちらか一方がうまく機能していない場合でも、女性の体と心には不調が現れてしまいます。
女性ホルモンが乱れるとどうなるの?
女性ホルモンは基本的に25歳~45歳ごろまでは安定しているとされています。
しかし、更年期に差し掛かると減少しはじめて女性の体にトラブルが起きやすくなるのです。
もともと大脳から指令が出ている女性ホルモンですが、脳の視床下部は心の影響を非常に受けやすい部分でもあります。
人間関係や仕事でのストレスを受けることでその分泌量に大きな影響を及ぼすのです。
またホルモンは体の栄養が不足している時にも影響されがち。
痩せたい一心で偏った食事を摂取することで、卵巣での分泌がうまく働かず生理が止まったり遅れたりすることがあります。
他にも女性ホルモンが乱れてしまうことで、冷え・むくみ・肌荒れ・イライラ・だるさの症状が生じるのです。
女性ホルモンを増やす方法
女性の体の健康を維持していく女性ホルモンですが、増やしていくにはどのような方法があるのでしょうか?
ここでは日常的に取り入れられる増やす方法をご紹介しています。
場所を問わず行える方法もあるので、ぜひ試してみてください。
女性ホルモンを安定させてくれる食べ物
・豆類は毎食でも食べておきたい
女性ホルモンと似た働きをしているイソフラボン。
女性ホルモンの中でも卵胞ホルモンと構造が似ているので、卵胞ホルモンの不足を補充してくれる優れもの。
イソフラボンを聞いたことがある人も多いでしょうが、実は大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンを安定させる葉酸が豊富に含まれています。
大豆の他にも枝豆、小豆なども同様で積極的に食べたい食材です。
豆類を単体で食べるのには抵抗がある…という人は加工食品でもOK。
味噌、納豆、豆腐、豆乳はイソフラボンがたくさん含まれているので、女性ホルモンを増やすにはぴったりです。
こうした豆類は女性ホルモンを安定させるほかにも乳がんの予防や更年期障害を和らげる効果があります。
・鉄分を補充するにはナッツ類
アーモンド、クコの実、くるみなどのナッツ類は女性に不足しがちな鉄分を補ってくれる食材。
体の新陳代謝をアップするために必要な酵素を運んでくれる鉄分は摂取しておきたい栄養素です。
ナッツ類が苦手であればレバー、ほうれん草からも摂取することが可能です。
ただし、摂取するときには1粒あたりのカロリーに気を付けたいところ。
なんとアーモンド1粒およそ8キロカロリー。
1粒は小さくて食べやすさを感じ、ついつい食べ過ぎる人が多いのがナッツ類ですが、カロリーが高いので取りすぎはNGです。
湯船にゆっくり浸かって、体と心をリラックスする
卵巣から分泌されて血管を巡って体内に運ばれる女性ホルモンは、血行を良くすることが大切です。
熱すぎない心地よい温度の湯船にゆっくりと浸かることで体と心のリラックスを促しましょう。
出来るだけ体を冷やさないように夏場でも靴下を必ず履くことや腹巻をすることもおすすめです。
体を冷やしてしまうことで血行不良を招き、イライラやだるさを引き起こします。
感動や喜びで心を動かす!
女性ホルモンは心に大きく左右されるので、日常の中でも感動することやワクワクすることが重要。
時々お腹の底から笑ったり、涙を流したりするのも効果的です。
感情を豊かにすることで女性ホルモンの分泌を指示している視床下部が刺激されて増えるとされています。
1日10分でもいいので自分の感情をゆさぶる本やドラマを見てみましょう。
恋愛、推理、ホラーなんでもOKで、自分の気持ちがワクワクすることが基準です。
他にはお気に入りのCDやDVDを楽しむことで、家に居ながらも女性ホルモンをキープすることが出来ます。
適度な運動を取り入れる
デスクワーク中心の現代では血行不良の女性が多いです。
座っているままだと体の血液が滞ってしまい、女性ホルモンが安定しなくなります。
運動する機会が平日は取れないのであれば、座ったままの状態を維持しないことが大切。
1時間に1度は椅子から立ち上がって体全身に血液を巡らせましょう!
また、1日20分ほどの運動を取り入れるだけでも体は変わってきます。
女性に人気なのはヨガ、ストレッチ、ピラティスです。
これらは身体を思いっきり動かす必要はありません。
なので、運動が苦手と感じる女性でもチャレンジしやすくなっています。
体の関節や筋肉をゆっくり動かすだけで、血行や新陳代謝をアップさせられる運動です。
良質な睡眠をとる
体が十分な睡眠をとることで女性ホルモンを安定させることが出来ます。
睡眠の質が停会していると女性ホルモンも安定せず、イライラしやすくなるので要注意。
女性は生理が訪れると眠気に襲われることが多く、日中は集中できない人が多いです。
理由は生理中には女性ホルモンの分泌が減少するので、眠気が訪れやすくなるから。
睡眠の質を普段から高めるためには、ぬるめのお風呂に長く浸かることや眠る前にアロマを焚くことがおすすめ。
心から落ち着いた状態で睡眠に入るほうが、寝つきが良くなります。
ストレス発散する
仕事や人間関係、日常のちょっとした出来事でイライラすることは珍しくありません。
ですが、イライラしているときは心にストレスがかかっているので女性ホルモンの分泌にも影響しています。
ホルモンバランスが崩れていると精神が安定せず、身体に負担がかかるのです。
イライラしているなと感じたときのために、ストレスを解消する方法を持っておくことがベスト。
たとえば、心から笑える友人たちとの食事や大声で歌えるカラオケなどがあります。
定期的にストレス発散方法を取り入れることで、気分転換が出来るのでおすすめです。
まとめ
女性ホルモンが不足してしまうとイライラしたり、身体がだるくなったりと心身ともに悪影響を及ぼすことが分かっています。
ホルモンを安定させて体も心も健康でいられるために、日常的に増やす方法を取り入れることが望ましいです。
ヨガやピラティスなどの運動や映画や音楽を聴くことはすぐにでも出来ること。
近年の女性は仕事が忙しい人が多いのでストレスが溜まりやすくなっています。
ぜひ自分なりに女性ホルモンを増やす方法を見つけて、心と体を健康に保ってください。
新着記事

ブロッコリースプラウトに秘められた効果とは?【はんなり通信vol.115】

荒れた手は老けて見える!?毎日のケアで労るべし

冷え性は4つのタイプあり!自分はどのタイプ?適切な冷え性対策とは?

大豆イソフラボンは太る?摂り過ぎによる症状から健康作用まで解説
