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はんなり通信

《秋の味覚》おいしい干し芋の食べ方&栗の意外な秘密【はんなり通信vol.132】

こんにちは!
花菜スタッフの野田です。

まもなく10月ですが、福岡はまだ最高気温が30度近くある日が続いていて、日中は半袖でちょうどいいくらいです。
街中の洋服屋さんのショーウィンドウでは、マネキンがニットやブーツでバッチリ秋コーデを披露していますが、まだしばらくニットは着れなさそう…

さて、今回は秋の味覚特集です!
秋の味覚の代表格、さつまいもと栗について、ご紹介いたします♪

さつまいもの品種いろいろ

まずはさつまいものなかでも、特に甘みが強く人気な3つの品種について特徴を見てみましょう!

紅はるか

糖のなかでも麦芽糖が多く含まれた強い甘さを持つ紅はるか。
貯蔵されることでさらに甘みが増し、ねっとりしたおいしさが生まれます。
焼き芋はもちろん、スイートポテトなどのお菓子づくりにもぴったりな品種です。

シルクスイート

シルクスイートという名の通り、絹のようななめらかな舌触りと、しっかりとした甘みがポイント。
しっとりふんわり、スイーツのような食感が魅力です。
2012年に生まれたわりと新しい品種ですが、今やさつまいもの代表的品種になっています。

安納芋

鹿児島県の種子島を代表する、根強い人気の安納芋。
コロンと丸い形をした安納芋は、秋のスイーツの定番とも言える存在です。
糖度は生の状態でも15度前後あり、じっくり加熱することでその甘みはさらにアップします。

干し芋のおいしい食べ方

干し芋はそのまま食べてももちろん美味しいですが、少し手間を加えるとまた違ったおいしさが楽しめます。
また、長期間保存していると硬くなってしまうこともありますが、料理に使ってもおいしいんですよ〜!

やわらかさ・ねっとり感がほしい場合はレンジでチン

甘くてやわらかいおいしさを楽しみたいときは、干し芋をラップにくるんで20〜30秒ほど電子レンジで温めてみましょう。
加熱しすぎると硬くなってしまうので、少しずつ温めながらちょうどいいやわらかさに調節するのがおすすめです。
すでに硬くなってしまった干し芋を加熱する場合は、干し芋の表面を少し水で濡らして温めてみてください。

カリっと香ばしく食べたいならトースターかフライパン

トースターで2分ほど温めると、外はカリッ、中はしっとりした味わいが楽しめます。
ちょっと焼き芋っぽくなって、レンジで温めた欲しいものとはまた食感
また、フライパンで表面を焼いて、少しバターを絡めてもおいしいです。

干し芋がかたくなってしまったら?

まだ賞味期限は十分あるけど、少し干し芋がかたくなってしまったという場合は、料理に使ってみるのもおすすめ。
花菜の九州マルシェで販売している干し芋の製造元、下巣畑農産さんに教えていただいたアレンジでは、お味噌汁やグラタン、シチューに入れるとじんわり甘みが出ておいしくなるんだとか!
干し芋は汁物に入れても煮崩れしにくいという点も嬉しいですね。

表面に白い粉が…食べても大丈夫?

干し芋の表面に白い粉がついていることってありますよね。
私も昔、「買った時はこんなに白くなかったような…もしかしてカビ?」と不安になったことがあります。
しかし、表面に硬く付着した白い粉は麦芽糖が結晶化したもので、お芋が甘いからこそ現れるものなんです。
製造から間もない干し芋はきれいな黄金色をしているものが多いですが、製造から数週間経つと徐々にこの白い粉が出てくるようです。

ただし、もちろん保存状態によってはカビが生えることもあります。
青緑やピンク、茶色などの色で、斑点状についていたり、ホコリのようにふわふわした胞子状態のものはカビだと思って間違いありません。
発酵したアルコールっぽい臭いがしたり、ツンとしたカビ臭さがあるので、疑わしい場合はしっかり見てから食べるよう気をつけましょう!

いろいろと予想外な栗の魅力

さつまいもと同様、秋の味覚を代表する栗。
少し調べてみると、栗にはさまざまな秘密がありました。

おいしく食べている部分は種子!

栗はトゲトゲした丸い殻のようなものに包まれていますよね。
このトゲトゲがいわゆる「イガ」と呼ばれる、皮にあたる部分です。
鬼皮という茶色く光沢のある皮は、他の果物で例えるなら果肉の部分。
鬼皮のなかにある渋皮をまとった種の部分を、わたしたちはおいしく食べているんですね。
頑丈な鎧で種を守っているみたいでおもしろい…

栗は意外と栄養満点

でんぷん質の多い栗は、100gあたりのエネルギーとしては165kcalほどあって、比較的高カロリー。
しかし、タンパク質やビタミン類、カリウム、葉酸など、栄養は豊富で、食物繊維やミネラルも多い食べ物です。
特に豊富なビタミンCがでんぷんに包まれているので、熱に強く、調理しやすい点も魅力です。
渋皮にはポリフェノールの一種のタンニンも含まれているので、渋皮煮にするのもいいですね。

旬の味覚で秋を楽しもう!

今回のはんなり通信は、秋の味覚を代表するさつまいもと栗についてお届けしました。

現在九州マルシェでは、九州産紅はるかの焼き芋、熊本県阿蘇産シルクスイート干し芋、熊本県やまえ村産の栗ごはんの素を取り扱っております。
どれも農家さんが愛情を込めて丁寧に育てた素材で、そのおいしさを存分に活かした逸品です。
ぜひお試しくださいね。

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九州マルシェでは、九州にゆかりのあるおいしい食をスタッフみんなでひとつひとつ吟味し、厳選してお届けしています。

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