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暮らしの工夫

【冬のウイルス対策】乾燥予防と手洗いうがいのコツ

暮らしの工夫コラムでは、知っているとちょっと役に立つ「暮らしの工夫」をテーマにお届けしております。

年末年始は冷え込む地域が多くなりそうですね。
乾燥しやすい冬の季節は、感染症予防がますます大切。
今回の暮らしの工夫コラムでは、冬のウイルス対策をテーマにお届けいたします!

冬に感染症が流行するのはなぜ?

まず、感染症の感染経路としては主に3つが挙げられます。

主な感染経路

1. 咳やくしゃみの飛沫に含まれるウイルスを吸い込む「飛沫感染
2. 乾燥した空間を小さな粒子となって漂っているウイルスを吸い込む「空気感染
3. タオルやドアノブ、電車のつり革などに触れた口や鼻から侵入する「接触感染

この感染経路に対して、冬の低い気温と湿度が以下のように感染しやすい環境を生み出します。

冬に感染症が流行する理由

● 乾燥した環境では咳やくしゃみによる飛沫が小さくなって遠くまで広がり、ウイルスがより長く空中に浮遊して感染範囲が広がる。
● 冬は水分を積極的に摂取しないため、のどや気管支などの粘膜が乾燥して傷みやすくなり、感染しやすくなる。

手洗いうがい、マスクの着用といった基本的な対策はもちろんのこと、喉の乾燥を防ぐために水分をこまめに摂取したり、加湿器などを活用して湿度を調節するなどの工夫が必要です。

ウイルスに負けない生活環境とからだづくり

冬場のウイルス対策には乾燥を防ぐことが重要だとわかりましたが、具体的にはどのような生活環境が望ましいのでしょうか?

気温と湿度については、室温は22〜26度くらい、湿度は50〜60%ほどがよいと言われています。
家のなかでは暖房器具や加湿器などを活用して、温度と湿度を調節しましょう。
加湿器は毎日清潔な水に入れ替えて、使ってくださいね。

また、免疫力を高めるからだづくりも予防のひとつ。
体温が低いと免疫力も下がる傾向にあるため、特に寒い冬場はからだを温めてくれる食事が良いでしょう。
食材としては、ビタミンや食物繊維が豊富な緑黄色野菜、タンパク質が豊富な肉や大豆などはもちろんのこと、抗酸化物質のポリフェノールを含む緑茶やココアもおすすめです。

手洗いうがいのひと手間

近年は新型コロナウイルスの影響もあり、手洗いうがいへの意識は非常に高まっていますよね。
すでに日々の習慣になっているかと思いますが、さらにすっきりする手洗いとうがいのポイントをご紹介します。

手洗いに関しては、普段のこすり洗いに加えて、爪の間までしっかり洗える爪ブラシを使うのがおすすめです。
さまざまな種類がありますが、100均でもよく売っています。
個人的には、やわらかく曲げられる素材の爪ブラシが感触もよく、気に入っています!
調理後に手についた食材の汚れをしっかり落としたいときにも便利なので、キッチンにも置いています。

うがいに関しては、一般的にガラガラと上を向いて喉を鳴らすようにうがいをすることが多いですが、まず初めに口の中のすみずみまで水が行き渡るようブクブクとうがいをして、口の中の細菌をしっかり吐き出すとさらにすっきり!
ブクブクうがいをした後に、喉の奥の洗浄するようにガラガラとうがいをしましょう。

冬本番に備えてウイルス対策を徹底しよう

今回は冬のウイルス対策をテーマにお届けしました。

気温と湿度の管理をしっかり行う
爪のあいだまでしっかり手を洗う
ブクブクうがいの後にガラガラうがいをする

ぜひ皆さまの暮らしにも取り入れてみてください。
これからますます本格的な寒さがやってきますが、ウイルス対策はもちろん、体調管理には十分注意して、健康第一で過ごしましょう!

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