花菜

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食だより

鍋がはこぶ幸せ時間【2023年1月号】

吉田 が書きました!

鍋は日本の冬の風物詩。

寒い日が続いていますが、皆さんお変わりはありませんか?

冬の人気メニューの代表格といえば鍋!
鍋のある食卓は、日本の冬の風物詩といってもいいぐらい愛されています。
寒さに震えながら仕事から帰った夜、食卓に鍋があればそれだけで心まで温まりますよね。

全国津々浦々、鍋にはその土地その土地の自然や歴史などが詰まっています。

例えば、秋田沖はハタハタの良質な漁場として知られることから、秋田の鍋といえばハタハタを使った鍋料理「しょっつる鍋」が名物。

醤油が高級品であった時代に、醤油の代わりの調味料としてハタハタを使って誕生したのが「しょっつる」と呼ばれる魚醤であり、この魚醤を出汁にしてハタハタを入れた鍋が「しょっつる鍋」です。

鮭が豊富に獲れる北海道では、ブツ切りにした鮭のアラを使った「石狩鍋」。
捕鯨で賑わった町では、クジラの肉を使った「はりはり鍋」。
牡蠣の産地では牡蠣を使った「牡蠣鍋」。

そして「ぼたん鍋」には、こんなエピソードが。
1908年頃、丹波篠山に駐屯していた陸軍歩兵部隊第70連隊の兵士の滋養食として食べた味噌で炊いた猪肉の鍋が原点だそうです。

意外とヘルシーな博多名物、もつ鍋。

もちろん、福岡・博多にも人気の鍋がありますよ。
それは、「もつ鍋」と「水炊き」!
特に「もつ鍋」は、全国的に有名になりました。

「もつ鍋」とは、牛や豚のモツ(ホルモン)をメインにした博多の郷土料理。その歴史は戦後、炭坑夫として働いていた人々が栄養源としてホルモンとニラを醤油で味付けして食べていたことに始まるといわれています。

当時のもつ鍋は、すき焼き風もつ鍋だったそうですが、時代と共にキャベツやニンニクなどの具材が加わったり、味付けにも工夫が施されベーシックな醤油味のスープをはじめ味噌ベースのスープなども楽しむことができます。

もつ鍋に使われているホルモンは小腸などの白もつが中心のため、一見、高カロリーのイメージですが、シャプシャブなどと比べるとグッと低カロリー。
肉料理の中では、ヘルシーな料理であり、しかもコラーゲンやビタミンが豊富なことから女性にも人気です。

大陸の文化がルーツの博多水炊き。

もう一つの名物「博多水炊き」は、ぶつ切りの骨付き鶏肉を水から煮込み、白菜や長ネギなど好みの野菜と一緒にポン酢で食べる鍋料理です。

具を食べた後、鶏肉と野菜の旨みがいっぱいのスープで締める雑炊も絶品!

博多は古くから大陸のさまざまな文化を取り入れてきました。
あまり知られていませんが「博多水炊き」もその一つで、そのルーツは西洋料理と中国料理の両方にあるといわれています。

水炊きの発祥の店として今でも根強い人気を集める「水月」。
その創業者である長崎生まれの林田平三郎氏は若い頃、香港において西洋料理と中華料理を学びました。
その時の経験を生かし、中華料理の鶏の水煮を日本人テイストにアレンジしたのが「博多水炊き」だといわれています。

九州マルシェの鍋つゆはおいしさいろいろ6種類!

古今東西、さまざまな鍋が存在するのは日本人がこよなく鍋を愛する証なのでしょうね。

九州マルシェでも、九州産素材のうまみが楽しめる6種類の鍋つゆが登場。どの鍋つゆもダシの旨みがしっかりとしているので、もつ鍋や博多水炊き、石狩鍋、牡蠣鍋などさまざまな鍋にアレンジできます。

特長は、
①ダシなどに九州産素材を贅沢に使用。
②〆の1滴まで安心、そしておいしい化学調味料無添加。
③濃縮タイプの個包装(1人分30ml)が4袋。一人鍋も楽しめます。

醤辛 旨みそ鍋つゆ

発酵調味料の旨みとコクはもつ鍋にもぴったり!

長崎麦みそ ちゃんこ鍋つゆ

希少な麦みそと4種類の九州産ダシ。石狩鍋のベースにも。

九州だし 寄せ鍋つゆ

4種類の九州産ダシを贅沢に使用。鍋のバリエーションが広がります。

鶏だし コク鍋つゆ

濃厚な鶏と野菜の旨み。博多水炊きにおすすめ!

本場長崎 ちゃんぽん鍋つゆ

ポークとチキンの濃厚白湯。ちゃんぽんのスープにも。

香り立つ ゆず鍋つゆ

ゆずの香り豊かな鶏がらベースの鍋つゆ。牡蠣鍋にも。

 
もうしばらく続く、冬の寒さ。
風邪引かないように、鍋でポッカポカに温まってくださいね。

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