その昔、全国の子どもをとりこにしたやさしい味わい。
さっくりとしたやさしい味わいが、どこか懐かしさを感じる「ぽん菓子」。
今ではスーパーなどでは見かけることも少なくなりましたが、その昔は、子どもたちにとって人気のおやつでした。
昭和の時代には、神社の境内や近所の広場にぽん菓子専用の機械をリヤカーに積んだおじさんがやって来て、お米を持っていくとぽん菓子を作ってくれる風景も珍しくなかったとか。
このぽん菓子専用の機械というのは、「穀物膨張機」といわれるもので、穀物に圧力をかけた後、一気に減圧することで、穀物一粒一粒を何倍もの大きさに膨らませます。
ぽん菓子の原料は一般的にはお米ですが、トウモロコシやソバの実などで作る場合もあるそうですよ。
出来上がったぽん菓子にきなこや黒糖をまぶすと、ほんのり甘くておいしい〜‼︎
お子さまだけではなく、大人も止まらなくなってしまいそう…。
「子どもに安心して食べさせられるおやつを」お母さんの願いがぽん菓子に。
このぽん菓子を、全国に広げたいと取り組んでいるのがお米農家である「わくわくお米本舗」の亀田ご夫妻です。
きっかけは、亀田さんのお子さんが生まれて、おやつを選んでいたところ、市販のお菓子の裏面ラベルにはよくわからないカタカナの原材料がズラリ。
「なかなか安心して食べさせられるものがないなぁ」と感じたそうです。
「それならお米農家なんだから、お米のお菓子を自分でつくっちゃおう!」
ここから、亀田さんの試行錯誤がはじまりました。
試行錯誤の末、理想の「玄米ぽん」が完成!
ぽん菓子の製法はシンプルですが、絡める甘味に苦労したそうです。
黒糖やきびとうを煮詰めて飴にしぽん菓子に絡めていく工程で思わず難航。
煮詰め過ぎるとうまく全体に絡まらず、煮詰めるのが足りないと、しっとりし過ぎてサクサク感がなくなってしまう…。
この微妙な調整を粘り強く続けて、ようやく亀田さんの「玄米ぽん」が完成しました。
材料は、自家栽培の玄米をはじめ沖縄産の黒糖や鹿児島産のさとうきびなど国内産を使用。
玄米は、加工用ではなくご飯で食べるコシヒカリを贅沢に使っています。もちろん、化学調味料無添加。
こだわりにこだわった「玄米ぽん」は、お母さんの想いが詰まったやさしい味わいに仕上がっています。
これなら、大切なお子さまに安心して食べさせることができますね。
詳細はこちらから。