はんなり通信
三月、弥生。寒さからの緊張がほぐれて、少しずつ体が温まってくるのを感じます。今年の冬の寒さといったら…!十年に一度といわれる一月の大寒波で、花菜がある福岡も凍るような寒さを経験しました。
わが家の庭の草花たちも気温の低さにびっくりしたのか、しばらく元気を失くしていました。「こんなことになるのなら、ビニールシートで覆いをかけてあげれば良かった」と、とても後悔したものです。
でも、植物の生命力は凄いですね。春の陽射しの中で新しく芽吹いたり、しおれた茎がピンと背中を伸ばしたり。
草木がいよいよ生い茂るという意味を持つ「弥生」の月は、生きとし生けるものに生命の息吹を吹き込んでくれる躍動の季節。
私たち人間も、春の恵みを上手に取り入れながら、輝く季節を活き活きと過ごしたいものですね。
令和五年三月 株式会社花菜
代表取締役 吉田眞弓
(写真-太宰府天満宮/福岡県太宰府市)