はんなり通信
六月、水無月。コロナウイルス感染症が「5類」に移行して、ひと月が経とうとしています。三年ぶりに訪れた日常、いかがお過ごしですか?
心地よい初夏の風に吹かれながら、新緑が眩しい河畔の散策を楽しんだのもつかの間、季節は梅雨へと歩みを進めています。
コロナによる制限が課されていた間の梅雨は、休日の外出は極力控えていたため花菖蒲や紫陽花、睡蓮などこの時期ならではの花の風情からも遠のいていたような…。感染予防にばかり気をとられ、季節が綾なす自然美をないがしろにしていたことが今更ながら悔やまれます。
この梅雨は、失われた三回分の感動を味わうために積極的に野外へ。煌めく雨雫をまとった花々や緑滴る樹々に心の潤いと元気をもらい、リフレッシュできたらいいですね。同じ雨でも豪雨は毎年、日本のどこかで甚大な被害をもたらしています。お出かけは、雨予報を参考にしてくださいね。
令和五年六月 株式会社花菜
代表取締役 吉田眞弓
(写真-宮地嶽神社/福岡県福津市)