はんなり通信
七月、文月。博多に夏を告げる「博多祇園山笠(七月十五日)」が終われば、いよいよ本格的な夏がやってきます。
近年、ますます暑さが厳しくなり、夏を越すのも体力勝負となりました。夏バテには気をつけて、充実した夏をお過ごしくださいね。
暑さで負担がかかるのは、まず心臓だそうです。漢方の五味調和では、心臓の働きに深く関係するゴーヤやモロヘイヤ、枇杷など「苦」材の食べものが推奨されています。「苦」材の食べものには、暑さでほてった体の鎮静作用やイライラ、不眠なども解消する働きがあるそうですよ。ビールやコーヒーも「苦」材の仲間ですが、取り過ぎにはご注意を。
「苦」材に限らず夏野菜をいただくときは、塩でもんだり薬味やスパイスを併せると冷えが緩和されるそうです。エアコンによる冷えが気になる時期なので、体を冷やす食べものは工夫して取るようにしたいものですね。
令和六年七月 株式会社花菜
代表取締役 吉田眞弓
(写真-ゴーヤ)