はんなり通信
十一月、霜月。秋が深まり、冬の足音が近づいてきました。
今年は、厳しい残暑が長く続きましたが、日を追うごとに晩秋の佇まいが濃くなり季節が進んでいるのを感じます。
しのぎやすい気候とはいえ昼と夜の温度変化が激しいため、油断すると喉や肺などの気管支や大腸、皮膚のトラブルが起こりやすいので要注意。この時期の不調は、冬の健康に影響しますので気をつけたいものですね。
中国の陰陽五行では、秋の色は白。気管支系や大腸が痛むと不思議と肌も白っぽくカサカサした状態になるそうです。
鏡を見て「おやっ?」と思ったら、まず体のケアをしてあげましょう。漢方の五味調和では気管支系や大腸に深く関係しているのは生姜やネギ、ニンニク、大根、香辛料など「辛」の食材。どれも冷えを飛ばして体を温める働きがあるので、上手に秋の食卓に取り入れてみてください。お肌の調子も良くなるはずですよ。
令和六年十一月 株式会社花菜
代表取締役 吉田眞弓