

たっぷりの「辛」の香辛料を使って体を温める。
材料
ナス、ニンニク…4人分で5粒が目安、生姜…多め、青唐辛子…1/4本、高野豆腐、ミリン、醤油、粗糖…少々、揚げ油、小ネギ 分量表示のないものはそれぞれ適宜
作り方
①ナスは食べやすい大きさに切る。
②ニンニクと生姜はみじん切りにする。
③高野豆腐は水でもどしておく。
④青唐辛子と小ネギは小口切りにする。
⑤ニンニク、生姜、青唐辛子を油で炒める。香りが出てきたら高野豆腐、ナスを加えて炒める。
⑥ミリン、醤油、粗糖で味つけをしてさらに炒める。
⑦盛りつけて、最後に小ネギを散らす。


玉ネギがドーンと丸々1個!素材の持ち味が生きる「辛」と「甘」の薬膳。
材料
玉ネギ…1個、豚肉のスライス、オクラ(小ネギの小口切りでもOK)、昆布出し、醤油 分量表示のないものはそれぞれ適宜
作り方
①玉ネギは皮を剥いておく。オクラは小口切りにする。
②水に昆布と豚肉のスライス、玉ネギを入れて炊く。
③玉ネギに火が通ったら醤油で味を整える。


消化促進、血液サラサラのヘルシーデザート。
材料
・寒天…大根、昆布出し、粉寒天
・みたらしあん…水、醤油、粗糖、片栗粉 それぞれ適宜
作り方
①大根は擦りおろしておく。粉寒天を昆布出しで味つけをして、磨り下ろした大根を加え、容器に入れて凍らす。
②水に醤油、粗糖を入れて最後に片栗粉でトロミをつけてみたらしあんを作る。
③「①」に「②」をかけていただく。

- 分量表示の「適宜」には理由が…。
- 郷田さんのレシピには「適宜」という分量表示が多いと感じませんか?実は、これには理由があるそうです。表示分量に頼りがちになると、自分なりの味の工夫がなくなってしまいがちです。「適宜」は自分で味のイメージを膨らませ、考える機会をつくるためなのです。 塩分や糖質など食事制限がある方も、たし算や引き算をしながら、味のコントロールをしてくださいね。

郷田 美紀子
- ■プロフィール
- ごうだ みきこ/1948年生まれ。 家業である「郷田薬局」の管理薬剤師、百姓。薬局の隣に設けた「薬膳茶房オーガニックごうだ」で病気を薬だけではなく、「五味調和」の考え方を用いた食事で治すことを実践。2009年には宿泊施設「綾ビオスヴィレッジごうだ」をオープン。