マヨネーズを使わない薬膳ポテトサラダ。
材料
新ジャガイモ、新玉ネギ、ブロッコリー(写真は紫ブロッコリー)、海塩、スパイス、純米酢、練り胡麻 それぞれ適宜
作り方
①新ジャガはよくゆがいてマッシュする。
②ブロッコリーは軽くゆがいておく。
③新玉ネギはスライスして水にさらし、水気をきっておく。
④「①」〜「③」を合わせて純米酢、練り胡麻を加え最後に海塩とスパイスで味を整える。
春は「肝」の働きを助ける酢のものを積極的に。
材料
キュウリ(インゲン豆でも可)、金柑の皮、八朔の果肉と果汁、純米酢 ミニトマト それぞれ適宜
作り方
①キュウリと新玉ネギはスライスする。
②八朔は果肉を食べやすい大きさにちぎっておく。
③金柑の皮は食べやすい大きさに切っておく。
④「①」〜「③」を合わせて八朔の果汁で酸味をつける。
⑤最後に純米酢で酸味を調整する。
「鹹」の出しをきかせた旬野菜のスープ。
材料
昆布出し、新玉ネギ、セロリ、塩胡椒、それぞれ適宜
作り方
①新玉ネギ、セロリはスライスしておく。
②昆布だしに「①」を入れて煮立たせる。
③塩胡椒で味付けして出来上がり。お好みで溶き卵を搔き入れても美味しくいただけます。
まるでパフェのような華やかな酢のもの!
材料
日向夏、トマト、グリーンピース、イチゴ、甘酒、純米酢 それぞれ適宜
作り方
①日向夏は、皮が酢のものの器になるよう意識してむく。果肉は具材用と絞り汁用に分けておく。
②トマト、イチゴは食べやすい大きさに切っておく。グリーンピースは、さやを外して取り出した豆をゆがいておく。
③皿の上に、日向夏の皮で器をつくる。
④日向夏の器の中に、日向夏の果肉と「②」を盛りつける。
⑤日向夏の果汁を絞り込み、純米酢で整えて甘酒をかけて仕上げる。
- 分量表示の「適宜」には理由が…。
- 郷田さんのレシピには「適宜」という分量表示が多いと感じませんか?実は、これには理由があるそうです。表示分量に頼りがちになると、自分なりの味の工夫がなくなってしまいがちです。「適宜」は自分で味のイメージを膨らませ、考える機会をつくるためなのです。 塩分や糖質など食事制限がある方も、たし算や引き算をしながら、味のコントロールをしてくださいね。
郷田 美紀子
- ■プロフィール
- ごうだ みきこ/1948年生まれ。 家業である「郷田薬局」の管理薬剤師、百姓。薬局の隣に設けた「薬膳茶房オーガニックごうだ」で病気を薬だけではなく、「五味調和」の考え方を用いた食事で治すことを実践。2009年には宿泊施設「綾ビオスヴィレッジごうだ」をオープン。