花菜

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今月の薬膳

やさしい春風に誘われて外に出たくなる時期です。
漢方の世界でも冬の間、部屋にこもりがちだった生活から外に出て、
うっすらと汗をかく程度の軽い運動をすすめています。
体が活発に動き出すと乱れがちになるのが肝機能です。
この時期は肝を労る「酸」を積極的にとるように心がけましょう。

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スナックエンドウの酢のもの

お酢の代わりに日向夏を使った甘酸っぱい薬膳。

材料

スナックエンドウ、日向夏、それぞれ適宜。塩少々。

作り方

スナックエンドウは軽く茹でて食べやすい大きさに切る。塩で軽くもんしぼる。日向夏を絞った後、実も入れる。

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春の恵みの天ぷら

きび酢でサッパリといただくヘルシーな天ぷら。

材料

A:オオバコ、タンポポの葉、タラの芽、エシャロット(らっきょう)、セリ、ノビル、日向夏の皮、それぞれ適宜。
小麦粉、油(ココナッツオイル、オリーブオイル、菜種油など)、きび酢、それぞれ適宜。

作り方

①:小麦粉で衣(天ぷら粉)をつくる。
②:Aの材料を①につけて油でカラッと揚げる。
③:きび酢でいただく。

ひと言メモ

きび酢に含まれるオクタコサノールという成分には体の中の脂肪分を分解し、入ってくる油を寄せ付けない作用があります。

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豆腐のまるまる揚げ

「酸」を摂るときは「甘」の薬膳でバランス良く。

材料

木綿豆腐、玉ネギ、グリーンピース、生姜、塩、片栗粉、小麦粉、油(ココナッツオイル、オリーブオイル、菜種油など)それぞれ適宜
A:味噌、きび酢、ミリン、きび砂糖、山椒の葉、練り胡麻、それぞれ適宜。

作り方

豆腐は手でくずして水気を切っておく。玉ネギはみじん切りにする。木綿豆腐に玉ネギのみじん切り、グリーンピース、少々の塩・片栗粉・小麦粉を混ぜてミンチボールのように丸めて油で揚げる。Aをすり鉢に入れてよく擦り甘味噌ダレをつくって「豆腐のまるまる揚げ」にかけていただく。

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若菜ご飯

春の山海の幸を味わう滋養あふれるご飯。

材料

五分づき米、麦、黒米、菜の花の若菜、グリーンピース、チリメンジャコ、山椒の実、塩、ココナッツオイル、ミリン、醤油、それぞれ適宜。

作り方

①:五分づき米に麦、黒米をいれて炊飯する。
②:菜の花の若菜を茹でて塩でもむ。
③:ココナッツオイルでチリメンジャコ山椒の実を炒めてミリン、醤油で味つけする。
④:グリーンピースは茹でておく。
⑤:②と③を混ぜてご飯にかけて茹でたグリーンピースを散らす。

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海苔の佃煮

「酸」の働きを助けてくれる「鹹」の一品。

材料

板海苔、生醤油、きび砂糖、ミリン、それぞれ適宜。

作り方

板海苔を水にヒタヒタに浸して海苔を溶かす。生醤油、きび砂糖、ミリンを入れて水分が無くなるまでコトコトと煮詰める。

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イチゴと甘酒の養生デザート

自家製甘酒でつくるやさしい甘さのデザート。

材料

イチゴ、甘酒

作り方

甘酒は家庭でつくり置きしておけば、デザートや料理の甘み付けなどに大活躍。必要なものは炊飯ジャー、残りご飯、米麹、お湯。炊飯ジャーに同量の残りご飯と米麹、60℃のお湯を入れる。よく混ぜて温度を60℃に保つ。できれば1時間ごとにかき混ぜると発酵がスムーズ。約6時間後に完成。冷やしてイチゴにかけてお召し上がりください。

薬膳コラム

分量表示の「適宜」には理由が…。
郷田さんのレシピには「適宜」という分量表示が多いと感じませんか?実は、これには理由があるそうです。表示分量に頼りがちになると、自分なりの味の工夫がなくなってしまいがちです。「適宜」は自分で味のイメージを膨らませ、考える機会をつくるためなのです。 塩分や糖質など食事制限がある方も、たし算や引き算をしながら、味のコントロールをしてくださいね。
郷田 美紀子 郷田 美紀子
■プロフィール
ごうだ みきこ/1948年生まれ。 家業である「郷田薬局」の管理薬剤師、百姓。薬局の隣に設けた「薬膳茶房オーガニックごうだ」で病気を薬だけではなく、「五味調和」の考え方を用いた食事で治すことを実践。2009年には宿泊施設「綾ビオスヴィレッジごうだ」をオープン。