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【これって寒暖差アレルギー?】季節の変わり目のムズムズ【はんなり通信vol.110】

2020年もいよいよ12月に突入しました。
冬到来のこの季節、体調などお変わりございませんか?

11月の福岡はとても温暖な気候が続き、日中は汗ばむような日もありました。
かと思えば夜になるとグッと冷え込んだり、気温の差に合わせて装いを変えるのがもう大変…。

そんな気候のなか、私自身も、そして周りの人も同じように気になったことがあります。
それが急に出てきた鼻のムズムズです。
人によってはくしゃみが出たり、喉の不快感や、乾いた感じの咳が出る場合もありました。

こういった症状が出たときに考えられるのが「寒暖差アレルギー」です。
花菜のお客様からも気になるテーマとしてご要望をいただいたので、今回は「寒暖差アレルギー」についての情報をお届けいたします。
 

寒暖差アレルギーって何?


みなさまは「寒暖差アレルギー」という言葉を聞いたことはありますか?
私は今回詳しく調べるまで、「なんとなく聞いたことがある」程度でした。

寒暖差アレルギーは、医学上だと「血管運動性鼻炎」と呼ばれます。
急激な温度差による刺激で鼻の粘膜の血管が広がって粘膜が腫れることで、くしゃみや鼻水が引き起こされる症状と考えられています。
「アレルギー」と言われているものの、実はウイルスやアレルゲンとは関係ありません。

特に温度差が7度以上になると発症しやすく、昼間は暖かいけれど夜は急に冷え込む、というような季節の変わり目に出やすいようです。
湿度が影響することもあるため、空気が乾燥すると悪化することが多く見られます。

また、自律神経の乱れも寒暖差アレルギーには関係していると考えられています。
自律神経は、寒いと血管を収縮させて体温を保ち、暑いと血管を拡張させて体温を逃がすといった調整をしてくれます。
この働きをスムーズに行うことができるのも、温度差が7度くらいまでなのだそうです。

自律神経の乱れや気温差は咳や頭痛なども誘発するため、寒暖差アレルギーは、鼻水、鼻詰まり、くしゃみ、喉の不快感、咳、頭痛といった、風邪や花粉症に似た症状が見られます。
風邪や花粉症との見分け方については、次の章を読んでみてくださいね。
 

風邪?花粉症?寒暖差アレルギーの見分け方

寒暖差アレルギーは主に鼻や喉に不調が出ることがわかりましたが、風邪や花粉症などと症状が似ているため、見分けがつきにくいのが難点です。
風邪や花粉症と比較して、どういったポイントをもとに見分ければ良いのか調べてみました。
 

◯風邪

ウイルスや細菌が体内に入り込むことで起きる感染症。
・発熱がある
・鼻水が粘り気があって黄色い
 

◯花粉症

花粉およびほこりやダニなどが体内に入り込むことで起きるアレルギー反応。
・目のかゆみがある
・突発的に連続してくしゃみが出る
 

◯寒暖差アレルギー

急激な温度差や自律神経の乱れから起きる病気。
・鼻がムズムズした感じがする
・鼻水が透明で水っぽくサラサラしている
・場合によっては頭痛やじんましんが出ることも
 
寒暖差アレルギーは風邪と異なり、熱が出ることはなく、鼻水は透明で水っぽい状態です。
また、花粉症は目のかゆみが多く見られますが、寒暖差アレルギーは>目に症状が現れることがほとんどないことも特徴です。
風邪は感染症、花粉症はアレルギー、寒暖差アレルギーは自律神経の乱れによる病気、とそれぞれ発症につながる背景が異なるため、よく観察してみると症状にも違いがあるんですね。
 
もちろん自分で判断しづらい場合や症状がひどい場合は、病院でお医者さんに行くことをおすすめします。
内科や耳鼻科で診てもらってくださいね。
 

寒暖差アレルギーの予防と対策


寒暖差アレルギーは気候による影響も大きく、良くなったり悪くなったりを繰り返すかたちで、完治は難しい病気とされています。
ただ、生活環境を少し意識して気をつけることで、予防や緩和につながります。
症状がひどい場合はお医者さんにお薬を処方してもらうこともできるので、自分の体調に合わせて改善できるよう心がけてみましょう。

普段の生活の中に取り入れられる対策をいくつかご紹介します!
 

◯体感気温差をなるべく小さくする

今は新型コロナウイルスの影響で毎日常にマスクをつけることが当たり前になっていますが、寒暖差アレルギーにおいてもマスクは有効なようです。
冷たい空気が鼻や喉に直接入り込むのをガードしてくれるので、急激な温度変化や乾燥を軽減することができます。
室内外で体温を調整しやすいように、カーディガンなどの羽織り物があると便利。
首、手首、足首を冷やさないよう、冬場はマフラーや手袋、靴下も活用してくださいね。
 

◯バランスの良い食事

自律神経を整えるには、ビタミンB1やビタミンC、カルシウム、 タンパク質といった栄養が良いとされているようです。
また、しょうがやにんにくは体を温める成分が豊富なので、お料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
バランスの取れた食事を心がけて体調を整えましょう!

【おすすめ食材】
・鶏胸肉
・納豆、豆腐
・牛乳、チーズ
・バナナ、いちご、キウイ
・ブロッコリー、パプリカ、ほうれん草、トマト
 

◯体を温めてリラックスする

ぬるめのお湯に10~20分ほど浸かってじっくりと体を温めます。
お風呂上がりにでもツボ押しやストレッチをして体をほぐすと、筋肉の緊張状態が緩和されてより自律神経のバランスを整えることができます。
睡眠不足は禁物!体が温まったら、リラックスした状態のままゆっくりと眠りましょう。
 

意外と前から体験してる?身近な寒暖差アレルギー

今回寒暖差アレルギーについていろいろ調べてみて私も初めて知ったのですが、私はずいぶんと前から寒暖差アレルギーを体験していることがわかりました。
皆さまもきっと経験があるはずです…!
 

◯ラーメンやカレーといった熱い食べ物を食べたとき

これは昔から私も不思議に思っていました!
なぜかラーメンをすすっているうちに鼻水が止まらなくなるんですよね。
鼻は吸い込んだ空気を冷やしたり、温めたりする機能があるため、鼻から極端に熱いもしくは冷たい空気が入ってくると、肺に入る前に緩和させて、脳や体の温度を一定に保とうとします。
この働きから、熱いラーメンやカレーの湯気が鼻の粘膜を刺激すると、鼻水を出して温度を下げようとするわけです。
乾燥した空気の場合も湿気を与えてから肺に送ろうとするため、乾燥した環境で過ごしていると寒暖差アレルギーは発症しやすくなると考えられます。
 

◯冬場に外に出て冷たい空気を吸ったとき

雪が降るような寒い日、温かい家の中から外に出ると、水っぽい鼻水が垂れてくる…といった経験はありませんか?
これも冷たい空気を吸ったことで鼻への血流を増加させようと身体の機能が働き、鼻水を分泌する鼻腺などにも血液が行き渡って、鼻水の分泌が増加するという仕組みだそうです。

こんな普段の生活の中の「あるある」も寒暖差アレルギーのひとつだったとは…!
体を守ろうとする人体の機能によって、普段の何気ない生活のなかでも起きている現象なんですね。
 

気候の変わり目は寒暖差に気をつけよう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感染症とは異なる寒暖差アレルギーですが、予防や対策は共通する部分も多くあります。
季節の変わり目も元気に過ごすため、ぜひ予防と対策を心がけてみてくださいね。

はんなり通信では、お客様から「こんなテーマについて知りたい!」といったご要望をもとに情報を発信しております。
みなさまも、最近気になる健康のお悩みや暮らしの出来事などがございましたら、ぜひお問い合わせよりご意見をお聞かせくださいませ。

それでは、次回のはんなり通信もお楽しみに!