花菜

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はんなり通信

2024年6月のご挨拶(吉田)

吉田 が書きました!

六月、水無月。雨の日が多く蒸し暑い日が続きますが、お変わりはありませんか?
高温多湿のこの時期は、体内に水が溜まって腎機能に不調をもたらす「湿邪」に陥りやすくなります。
生姜や大根、唐辛子、ニンニクなど「辛」の食材を使った料理で水分を飛ばすのと、梅干しなどの酸っぱい食べもので肝臓を労り体調を崩さないように心がけていきたいですね。

梅といえば、今は梅の花の時期でもないのに、なぜ「梅雨」と呼ぶのでしょう?
梅雨は、日本〜中国の長江下流域〜朝鮮半島に見られる雨期のことです。中国の長江下流では、五〜六月の梅の実が熟する頃に降る雨を「梅雨(ばいう)」と呼んだといわれており、これが日本の「梅雨(つゆ)」になったという説があります。
中国では、梅は古来から食品や薬として重宝されており、その存在の大きさから梅雨という呼び名がついたのでしょう。梅は、梅雨がもたらす自然からの贈り物。そう考えると雨の季節の鬱陶しさも半減するような気がします。

令和六年六月 株式会社花菜
代表取締役 吉田眞弓

(写真-雨に濡れる青梅)

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