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はんなり通信

新発見がたくさん!いつもの風景に咲く季節の花々【はんなり通信vol.124】

こんにちは!
花菜スタッフの野田です。

晴れた日が続いているけれど、梅雨は終わったのかな?と思ったら、週末からしばらく雨予報。
6月らしい天気です。

6月らしいといえば、最近アジサイをよく見かけるようになりました。
季節を感じる風景を見ると、なんだか癒されますよね。
今回は最近私が見つけた、この季節に見られるについてご紹介します♪
 

初夏の風物詩!実は種類豊富なアジサイ



小さなブーケのようにボリュームのある花を咲かせるアジサイは、夏というよりも6月の定番ですよね!
先日私が通勤途中に見つけたアジサイは、普段よく見かけるアジサイとはちょっと違った花の形をしていました。
調べてみたところ、ウズアジサイという種類らしく、花びらが小さめで内側に丸まったようなコロンとした形がとてもかわいいんです。
花がおたふく豆のような形なので「おたふくアジサイ」と呼ばれたり、ポップコーンがはじけたような形であることから「ポップコーン」と呼ばれたり、いろんな呼び名があるのもおもしろいです。

ウズアジサイを見つけてからというもの、至るところでアジサイに注目するようになり、同じアジサイでもかなり種類が豊富なのだということに気がつきました。
花びらの形も色も大きさも、それぞれ個性があるので見ていて飽きません!
アジサイを見つけては調べてみる、というのが最近の楽しみのひとつになっています。
 

鮮やかに堂々と咲き誇る!アマリリス



色の種類は白やピンクなどさまざまなようですが、私が発見したのは真っ赤なアマリリス。
とても大きく立派で、存在感抜群です。
春から初夏にかけて咲くものが多いですが、秋に咲く品種もあるんだとか。
迫力のある見た目に反して香りは強くないので、室内でも楽しみやすいお花です。
古代ローマの詩人ウェルギリウスの「牧歌」という詩に登場する羊飼いの女性、アマリリスの名前にちなんでつけられたと言われています。

ちなみに、チャイムなどにもよく使われている「ソラソドソラソ♪」のあのメロディ、曲名はアマリリスです。
もとはフランス民謡で、私は小学校の音楽の時間にリコーダーの練習で演奏していたような記憶があります(笑)
 

天然着色料としてもおなじみ!クチナシ



自転車でのんびり走っていると思わず目に飛び込んできた、可憐で上品な白い花。
ジャスミンのように華やかな香りがするクチナシの花は、お祝いの席でも親しまれ、ブーケとしても使われることも多いようです。

クチナシの花は真っ白ですが、花の実は濃いオレンジ色
天然色素としてさまざまな食品に使われており、鮮やかな黄色に色付けることができます。
クチナシで色付けした代表的な料理としては、おせち料理の定番、栗きんとんや栗の甘露煮が挙げられます。
クチナシの黄色い色素はクロシンと呼ばれ、野菜に多く含まれるβカロテンと同様にカロテノイドの仲間です。
多くのカロテノイドは水よりも油によく溶けますが、クロシンはカロテノイドのなかでは珍しい水溶性
そのため、栗を茹でるときにクチナシの実を入れると茹で汁に黄色い色素が溶け出し、栗が鮮やかな黄色に染まるのです。
 

いつもの道にある植物を、ちょこっと観察してみては?



春の花は淡くあたたかい色の花が多いイメージがありましたが、夏の花はどこか涼しげで凛とした表情をしているような気がします。
暑くなってきた今日この頃、通勤通学途中や近所に買い物へ行くときの道…皆さまの身近なところにはどんな花が咲いていますか?
普段何気なく歩いている散歩道でも、ちょっと視点を変えてみると今まで気づかなかったような発見があって楽しいですよ〜!
 
 

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