こんにちは!花菜スタッフの木村です。
9月に入り、ずいぶんと涼しくなりましたね。
衣替えをしないといけないなと思いながら、まだ何も進んでおりません(笑)
はんなり通信では花菜会員さまからの感想や、花菜で販売している商品についてのご意見などを募集しております。
ページの下部にアンケートページへのリンクを掲載しておりますので、お時間がある方はご回答いただけますと幸いです^^
今回は、近年話題となっている「菊芋」についてお話ししていこうと思います。
菊芋とは?
キク科ヒマワリ属の植物で、花が菊に似ており、根が芋のような塊を作ることから「菊芋」と名付けられました。
芋のような根が食用であり、生姜と芋の中間のような見た目をしています。
元々は北アメリカが原産の外来種で、江戸時代末期に飼料用の作物として日本に入ってきたそうです。
また名前に「芋」とつきますが、キク科の植物であるためデンプンをあまり含んでおりません。
菊芋の成分「イヌリン」は何がすごいの?
全ての野菜の中で一番イヌリンが含まれているといわれている菊芋ですが、最近では「奇跡の健康野菜」の一つとして雑誌やテレビで取り上げられることもあります。
菊芋に多く含まれるイヌリンは、植物由来の水溶性食物繊維です。
余分な糖質の吸収を阻害するといわれており、血糖値の急な上昇を抑制したりダイエットに効果があると期待されています。
血糖値の上昇は、糖尿病や様々な生活習慣病の原因になるといわれており、健康に気をつけたい人には注目しておきたい成分です。
イヌリンに期待される効果
水溶性食物繊維であるイヌリンには、様々な効果が期待されています。
◯血糖値上昇の抑制
イヌリンは体内で水に溶けるとゲル状になり、食事で摂取した余分な糖質やコレステロール、塩分などを包み込み、吸収をブロックします。
◯食べ過ぎ・間食の抑制
食物繊維は、食事の栄養の吸収をゆるやかにするので、満腹感が持続し間食などの抑制に期待できます。
◯腸内環境を整える
イヌリンは善玉菌の餌になり、腸内環境を整えてくれる善玉菌を増やします。
腸内環境が整うことによって肌質の改善や痩せやすい体を作っていくのにも効果的です。
◯便秘解消
水溶性食物繊維は便を軟らかくして、便を出しやすくしてくれます。
そのため便秘や便秘によるお腹のぽっこり解消が期待できます。
菊芋はイヌリンだけじゃない!?
菊芋といえばイヌリンが注目されがちですが、実はミネラルや抗酸化物質も豊富に含まれています。
むくみや血圧が気になる方におすすめのカリウムや健康維持に欠かせない亜鉛、抗酸化作用のあるセレンやポリフェノールも多く含まれており、日常に取り入れていきたい野菜です。
菊芋の食べ方
蓮根のような歯応えに、ごぼうとじゃがいものようなほんのりと甘みのあるクセのない味です。
火を通すと甘みが増しホクホクとした食感になり、料理に使いやすい食材です。
◯菊芋チップス
薄切りにした菊芋を干したり揚げたりしてチップスにします。
市販でもよく見かけるようになったので手軽に菊芋を味わうことができます。
◯菊芋炒め
食べやすい大きさに切った菊芋を、好きな味付けで他の野菜と炒めてください。
食感の楽しめる野菜炒めになります。
◯菊芋の素揚げ
一口大に切った菊芋に片栗粉をまぶし揚げるだけ。お好みで塩などをかけると出来上がりです。
菊芋の煮物などを作って余ったものに片栗粉をまぶして揚げても味が染みて美味しいです。
近くのスーパーであまり菊芋を見かけない・・。
料理があまり好きではない・・。
といった方におすすめなのが、「菊芋茶」や「菊芋(イヌリン)サプリ」です。
インターネットやドラックストアで手軽に買えて、菊芋を摂取できるのでおすすめです。
ぜひ試していてくださいね♪