こんにちは!
花菜スタッフの野田です。
まもなく4月、新生活を迎える方も多いのではないでしょうか?
寒さが和らぎ、春の陽気を感じ始めるこの季節、なんだか清々しい気持ちになります。
場所によっては桜もちらほら開花し始めているようですね!
桜は日本の春を象徴する花ですが、国内だけでも数百種類もの品種があるのだそうです。
前回のはんなり通信では「春の花特集」をお届けしておりましたが、今回は春を代表する「桜の種類」についてご紹介いたします♪
染井吉野(ソメイヨシノ)
日本で最も多く見られる桜、ソメイヨシノ。
江戸末期~明治初期頃から栽培されており、オオシマサクラとエドヒガンを交配させて生まれたと言われています。
都心部の公園などでもよく見られるので、馴染みのある定番の品種です。
咲きはじめの花びらの色は淡いピンクですが、時間が経つにつれて白くなっていきます。
地域によりますが、4月に見頃を迎えることが多いようです。
山桜(ヤマザクラ)
奈良県「吉野の桜」で有名なヤマザクラ。
古くから和歌でも詠まれることが多く、日本の象徴ともいえる桜です。
見た目はソメイヨシノとほとんど同じですが、花が散ってから葉が出るソメイヨシノに対して、ヤマザクラは開花と同時に葉が出るのが特徴です。
開花するタイミングも個体差があるため、長期間お花見が楽しめます。
樹齢1000年を超えるものもあるほど長寿で、20m以上の高さまで成長することもあります。
枝垂桜(シダレザクラ)
シダレザクラは、柳のように枝が垂れ下がって生えている桜の品種です。
糸を垂らしたように咲くことから、「糸桜」とも呼ばれています。
4月初旬に見頃を迎えることが多く、各地で見られるソメイヨシノよりも早く見頃を迎えます。
日本各地で見られますが、特に京都では府の花とされており、名所が多くあります。
八重桜(ヤエザクラ)
ヤエザクラとは、その名の通り八重咲きになる桜です。
一般的な桜の花弁は5枚ほどですが、八重桜は何十枚もの花弁を持ち、ボリュームのある花が咲きます。
何枚にも重なった花びらは美しく鮮やかなピンク色。
咲き誇る花の姿が牡丹と似ているため、「牡丹桜」とも呼ばれています。
4月下旬から5月に見頃を迎えることが多く、開花期間は比較的長い品種だそうです。
春爛漫の桜を楽しんで
皆さまの身近な場所には、どの桜が咲くでしょうか?
私は生まれ育った地元の公園に枝垂れ桜があったので、今年は久しぶりに枝垂れ桜が見たい気分です!
春を象徴する桜もさまざまな種類があるので、それぞれの美しさを楽しみたいですね。