こんにちは!
花菜スタッフの野田です。
年が明けたばかりの頃は「今年は暖冬だなぁ」と感じていましたが、福岡は2月に入ってから本格的な寒さを感じる日が出てきました。
とはいえ、あと数日で3月。もうすぐ春がやってきます。
今回はこれからの季節に食べたい、旬の春野菜についてご紹介します♪
ふんわりやわらか「春キャベツ」
3月頃からスーパーや八百屋さんで見かけるようになる春キャベツ。
キャベツというと通年食べられる身近な野菜というイメージがありますが、春キャベツは何が違うのでしょうか?
キャベツの種類は出荷時期によって分類されており、秋にタネをまいて春に収穫する「春キャベツ」と夏にタネをまいて冬に収穫する「冬キャベツ」があるようです。
春キャベツは丸い球のようなかたちをしていて、葉の巻き方がふんわりゆるく、やわらかいのが特徴。
明るく綺麗な黄緑色の葉はみずみずしく、生でもおいしく食べられます。
冬キャベツは少し平べったいかたちで、葉の巻き方は固くギッシリ詰まっています。
葉は白っぽく、1枚1枚しっかりしているので、煮込み料理などに使っても煮崩れしにくいです。
これからの季節に楽しめる春キャベツは、その柔らかさと甘みを活かしてサラダや和え物にしたり、浅漬けなんかにしてもおいしいですよ!
ほろ苦さがクセになる「菜の花」
アブラナ科の菜の花は、早いものは12月頃から出るものもありますが、2〜3月頃が旬と言われています。
つぼみの花が開いたものは苦味が強くなっていて食感も悪くなってしまうので、なるべくつぼみが小さいものがおすすめ。
調理の際には、ゆですぎに注意しましょう!
茎の部分とつぼみの部分で少し時間差をつけてゆでると、やわらかくなりすぎずに程よい食感で食べられます。
シンプルにおひたしにするのはもちろん、ツナマヨで和えるとお子さまも食べやすいですね♪
個人的には菜の花とホタルイカの組み合わせがクセになる味わいで、ペペロンチーノなどのパスタの具材にするのが好きです。
天ぷらにして食べたい「タラの芽」
桜が咲く季節に春を迎える、タラノキの新芽「タラの芽」。
山菜の中でも栄養価が高く、香り豊かで特別な味わいです。
タラノキにはトゲがあるものとないものがあり、トゲがあるものはオダラ、トゲがないものはメダラと呼ばれています。
メダラはタラの芽の独特な苦味がほとんどないので、お子さまや年配の方には食べやすいかもしれません。
タラの芽の醍醐味である香りと味わいを楽しみたい方には、オダラのタラの芽が合いそうですね。
小さいものは柔らかく食べやすい反面、タラの芽ならではの香りや味わいは控えめ。
大きいものは苦味が強いですが、タラの芽の風味がしっかり味わえます。
タラの芽の食べ方としては、やっぱり定番なのは天ぷらですよね。
調理の際は、はかまと言われるタラの芽の根元の硬い部分を切り取りましょう。
天ぷらなど高温で調理する場合は、揚げるときにアクが抜けるので、アク抜きは必要ないようです。
絶妙な歯応えと苦味がなんとも言えないおいしさです!
春の訪れを感じる味わいを楽しんで
今回はこれからの季節に味わいたい旬の春野菜をテーマにご紹介しました。
野菜はやはり旬の時期に食べると、より栄養豊富で風味も豊かです。
もう少し寒い日が続きそうですが、ぜひ旬の食材を味わって、和やかな春を迎えましょう♪