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はんなり通信

よく見かける「全粒粉」とは?体にはいいの?【はんなり通信vol.121】

こんにちは!花菜スタッフの木村です。
来週末にはGW突入!みなさまご予定はありますか?

まだまだお出かけは厳しいですが、天気がいい日は公園までお散歩…したくなりますね。なるべく人が多く集まる場所は避けてのんびりが良いかもしれません♪

最近の休みの日の私は、ホットドックを作りバルコニーから外を眺めて一人ピクニックがお昼の定番になりつつあります(笑)
外の空気を吸ったら元気が出てきて、お昼からはいつも通り任天堂Switchでゲーム三昧です!

キャンプ好きな友人は、休日に部屋の中にテントを張ってキャンプ気分を味わっているそうです…(笑)なかなか外に出れない今だからこそできる特別な楽しみ方を探してみても良いかもしれませんね。

さて、今回のテーマは「全粒粉」。
お菓子やパンで使われているのをよく見かけますよね。
この全粒粉とは一体なんなのか、体にはいいのかなど調べていきたいと思います。

全粒粉とは何でできているの?

読み方は「ぜんりゅうふん」
全粒粉とは文字通り、粒全てを粉にしたものです。
小麦の表皮と胚芽を除いた胚乳部分を粉にしたものがスーパーなどでよく見かける小麦粉ですが、全粒粉は小麦をそのまま粉にしています。

なので、真っ白な小麦粉と比べると少し茶色味がかった色をしています。
お米で例えるとしたら、小麦粉が精米、全粒粉が玄米とイメージするとわかりやすいかもしれません。

全粒粉の栄養素は?体にいいの?

小麦の栄養素と言われて気になるのが「糖質」と「グルテン」です。
全粒粉は他に比べると少しだけ糖質が低く、ちょっぴりヘルシーです。

100gあたりの糖質量(g)

全粒粉:約57g
強力粉:約69g
薄力粉:約73g

全粒粉で作るパンは、香ばしい風味と歯応えが特徴ですが口当たりが悪くなってしまうので普通の小麦粉と一緒に混ぜて使われることが多いです。
ですので、全粒粉入りで置き換えると糖質オフになるかどうかは残念ながら少しの差かもしれません。

グルテンに関しても、一般的な小麦粉に比べて全粒粉の方が少ないですがグルテンフリーではありません。
糖質やグルテンを気にされている方は、一般の小麦粉のみでつくられているものよりは食べにくいかもしれませんが、全粒粉のみで作られたものの方が良いかもしれませんね。

気になるダイエット効果

糖質が低めならダイエットに向いてるかも!と思い、全粒粉のダイエット効果を調べてみました。

結果から言いますと…「少しだけ効果があるかも?」と私は感じました。
普段から食事内容やグルテン量、糖質量に気をつけている方にとっては全粒粉製品を積極的に摂ってもあまり意味がないように思います。

もし効果があるとすれば、普段からGI値が高めの食事や小麦製品を多く摂っている方です!
その食事を全粒粉製品に置き換えるという意味では多少ダイエットになるようです。(パスタ麺を全粒粉パスタ麺に変える、など)

理由としては、一般的な小麦粉にはあまり含まれていない食物繊維やミネラル、タンパク質が豊富に含まれているからです。
食物繊維は腸を整えるのに必要不可欠な存在です。健康的なダイエットには、腸を整えると効率が良いと言われています。

また全粒粉はGI値が低めであるため、一般的な小麦粉に比べて食後の血糖値の上昇は緩やかです。

普段のパンやパスタを置き換えてみて!

普段からパンやパスタが好きだけど糖質やグルテンが気になる…という方にはおすすめの全粒粉。
全粒粉を多く食べたからと言って、体重を減らしたりや血糖値上昇を抑制したりなどはできませんが、普段の食事を全粒粉に変えてみることで少しは効果がでてくるかもしれません。

ぜひ試してみてくださいね♪

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