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オリゴ糖は美肌と健康の近道!?効能や摂取量は?

頬に手を当てる女性

オリゴ糖は、腸内環境を整えるために役立つとご存知の方は多いと思います。

腸が整うと美肌や健康管理にも繋がりますよね。

今回は、オリゴ糖にどのような効能があるのか、1日どのくらい食べると良いのかを詳しくご紹介します。

整腸作用だけじゃない!オリゴ糖の4つの効能

オリゴ糖

オリゴ糖の効能

  1. ・血糖値の上昇を抑える
  2. ・美肌
  3. ・アトピー性皮膚炎などアレルギー症状緩和
  4. ・ダイエット効果

について、その効果を詳しくご紹介します。

オリゴ糖は善玉菌の餌になるため、腸内環境の改善に役立つことはみなさんご存知かもしれません。
整腸作用があるということは便秘解消効果が真っ先に思い浮かぶと思いますが、それだけではありません!

それでは、早速オリゴ糖の種類や基礎知識、さらに整腸作用について詳しく見ていきましょう。

①血糖値の上昇を抑える

オリゴ糖は、消化されにくい炭水化物です。胃や小腸では分解されずそのまま大腸に向かいます。

そのため、オリゴ糖には糖と名前がつきますがカロリーも低く血糖値の上昇はありません。

また、消化を緩やかにしたり、血糖値の上昇を抑える働きもあると言われています。

②美肌

オリゴ糖によって腸内環境が良くなると、美肌にもつながります。

悪玉菌が増えると様々な有害物質を出して、肌の新陳代謝を低下したり、肌荒れを引き起こすなど、美肌の邪魔をしてしまいます。

しかし、腸内環境が整うことで、腸内で善玉菌優位の環境を作り美肌に近づくことができます。

③アトピー性皮膚炎などアレルギー症状緩和

腸内環境が整うと、アトピー性皮膚炎やアレルギー症状を緩和する効果があります。

腸内環境が悪化すると腸壁のバリア機能が弱くなり、本来排泄すべきものまでも体内に吸収してしまい、それが原因でアレルギーを起こすことがあります。さらに腸は体の免疫機能に大きく関わっているので、腸内環境が悪化するとアレルギー症状を悪化させてしまいます。

そんなときには、オリゴ糖をとりいれ腸内環境を整えることで、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の緩和に役立てることができます。

④ダイエット効果

オリゴ糖は、砂糖と比べると胃や腸で消化されにくくカロリーが低くなっています。そのため、ダイエット食品の甘味料としても使われていることも多く、ダイエッターの味方となっています。しかし、低カロリーといってもとりすぎは禁物です。

オリゴ糖の1日の摂取量は?

飲む女性
オリゴ糖の1日当たりの摂取量は

「2~10g」と言われていて、便秘改善をしたいなら1日5ℊが理想とされています。
過剰摂取は肥満や下痢を引き起こす可能性があります。

オリゴ糖は即効性がある!というわけではなく、毎日とりいれることでその効果が現れます。
ぜひ適量を守り日常生活に取り入れてみてくださいね。

オリゴ糖は食べ合わせで効能が上がる!

オリゴ糖と食べ合わせにおすすめな

  1. ・ヨーグルト
  2. ・納豆
  3. ・食物繊維

について、その効果を詳しくご紹介します。

ヨーグルト
オリゴ糖を単独で食べても良いのですが、様々な食べ物と組み合わせることでその効果をさらに引き出すことができます。
最後はオリゴ糖と一緒に食べほしい食べ合わせをご紹介します。

①ヨーグルト

まずは王道のオリゴ糖とヨーグルトです。ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌が多く含まれています。
さらにオリゴ糖は善玉菌の餌となるので、善玉菌を増やすのに役立ちます。

②納豆

納豆菌には、悪玉菌の増殖を抑え善玉菌を増やす働きがあります。さらに乳酸菌やビフィズス菌を多く含んでいるので、オリゴ糖と一緒に摂取すると相乗効果で、善玉菌を増やすことに役立ちます。

③食物繊維

食物繊維は、便秘解消効果があることで有名ですね。腸内で善玉菌の餌となったり、腸のぜん動運動を促進する働きもあります。ピクルスやサラダのドレッシングなどをつくるときにオリゴ糖を使うと摂取しやすいですよ。

オリゴ糖は善玉菌の餌に!毎日摂取して腸内環境を整える!

オリゴ糖が善玉菌の餌になり腸内環境が整うことで、健康や美容、さらに砂糖の代わりにスイーツに使う事でダイエットにも繋がります。
過剰に食べてしまうと逆に太ってしまったり下痢を招いてしまうことがあるので、注意しましょう。

ぜひ今日からオリゴ糖を適度に取り入れて、美肌と健康に役立ててみてくださいね!

オリゴ糖の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

記事執筆・監修

大久保 愛

アイカ製薬株式会社 代表取締役

大久保 愛

漢方薬剤師/国際中医師/国際中医美容師
幼少よりひどいアトピー性皮膚炎に悩み地元秋田で薬草の勉強をし、のちに薬剤師となる。
その後、体質改善に興味をもち北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学ぶ。
漢方薬局、調剤薬局、エステ、整体などの経営を経て美容・医療の専門家として商品開発・医療ジャーナリスト・企業コンサルなどを行う。

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