思い出のトウモロコシとは歴然と違う!
夏を代表する味覚の一つ、トウモロコシ。おやつやバーベキューで食べるトウモロコシは、粒がシャキシャキで甘くておいしいですよね。
品種は定かではありませんが私が小さい頃、夏のおやつとしてしばしば食べていたのは粒の硬いトウモロコシ。おばあちゃんが庭の畑で収穫したトウモロコシは、子ども受けする甘味はほとんどなかったものの、今となってはやさしい思い出です。
当時はそんなトウモロコシが一般的だったのですが、月日が巡り私の子どもたちが幼少期を過ごす頃には信じられないくらい甘く進化していました。
そして、ここにきてウルトラ級に甘いトウモロコシを発見!
糖度はメロン以上、しかもフルーツ感覚で生でも食べられるという驚きのトウモロコシです。
さっそく紹介したいところですが、せっかくなのでトウモロコシについて色々と調べてみました。
スイートコーンの栽培は明治初期にスタート。
トウモロコシの主流は、いつぐらいから変わって行ったのでしょう?
粒が硬いフリントコーン(硬粒種)が、ポルトガルから日本に伝わったのは1579年だといわれています。長崎や四国に南蛮船が運んできたことから、九州や四国の山間部で栽培されるようになり、北上して関東周辺の産地へと広がっていきました。
今では、フリントコーンは加工食用や飼料などに使われることが多いようですが、江戸時代には水田や畑が確保できない地域では大切な食糧として扱われていたそうです。
明治時代に入ると、北海道農事試験場がアメリカからスイートコーン(甘味種)であるゴールデンバンタムを導入しました。
これを皮切りに昭和60年代に至まで高糖型(スーパースイート種)のハニーバンタムやピーターコーンなどが次々と登場。
おやつとしての国内需要の高まりとともに全国的に栽培されるようになったそうです。
スイートコーンは、思っていたよりも早い時期に日本で栽培されていたんですね。
私が幼少期を過ごした頃は、スイートコーンなどの甘味種は北海道を中心に栽培されていたため、福岡ではお目にかかる機会がなかったのかもしれません。
近年「ブランドとうもろこし」が続々登場。
トウモロコシは、食料としてだけではなく飼料としても栽培されています。
そのため、世界を見渡すと数百種類の品種改良されたものが存在するそうです。
日本においても、スイートコーンだけでも各地域の環境から生まれたブランドトウモロコシが数多くあるのだとか。
その数、100種類とも…?!
その環境に応じて開発されブランド化したものや長年、特産品として栽培され続けているものなどさまざま。
各地のトウモロコシを食べ比べしてみるのも楽しいかもしれませんね。
手に入りにくい希少ブランド。
さて本題の今私が一番気になっているトウモロコシをご紹介します。
そのトウモロコシとはロックファーム京都が生産している「京都舞コーン」です!!
その名の通り、京都府産の夏限定ホワイトコーンですが、このトウモロコシ、ただ者ではありません。
見た目は、京都の舞妓さんのように白くて艶があり、
食べるとフルーツ超えの甘さ。
なんと今シーズン、最高糖度21.6度を記録したそうです。
収穫してそのまま生でも食べられる「京都舞コーン」は、野菜というより、フルーツ感覚のトウモロコシ。
京野菜で定評のある京都久御山において土づくりからこだわり、丹精込めて育てられた「京都舞コーン」の収穫時期は甘みが最高に乗ったわずか5日間。
短いが故に収穫量が限定されるので、ロックファーム京都の直売所でも、収穫時期になると朝から行列となり完売続出。今や、最も手に入りにくい貴重な存在となっているのです。
冷してもおいしいオールシーズンスープ。
鮮度重視の貴重なこのトウモロコシを、新鮮なまま全国に届けたい。
そんな想いから誕生したのが「京都舞コーンスープ」です。
原材料は「京都舞コーン」と塩のみで添加物は不使用。
砂糖などの甘み付けは行わず、「京都舞コーン」が持つ本来のおいしさだけで勝負しています。
暑いこの時期にわざわざ「京都舞コーンスープ」をご紹介するのには、収穫時期が夏だからということ以外に、もう一つ理由があります。
それは、冷して飲んでもおいしいということです。
「夏にコーンスープを飲むのは気が進まない」という声を良く耳にしますが「京都舞コーンスープ」は、トウモロコシの粒を30分以上ミキサーにかけることで一般的なコーンスープにありがちなドロッと感を解消。
サラッとした舌触りと後に残らない自然の甘みは、熱々はもちろん冷製スープのように冷して飲んでもおいしくいただけます。
早い時間から太陽が照りつける夏の朝、さらさら飲める冷たいコーンスープで一日をスタートしてはいかがですか?
ビタミンやミネラル、食物繊維なども豊富なので、食欲がない時はおすすめです。