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食だより

驚きの甘さ!「だるまみかん」がついに登場【2022年9月号】

吉田 が書きました!

みかんには、ビタミンCたっぷり!冬に向けての健康のお守り。

だんだんと秋が深まってくると、果実や野菜など旬の味覚が楽しみになりますね。みかんもその一つ!

オレンジ色でツヤツヤの果皮、甘くてジューシーな果汁。みかんはおいしいだけではなく、ビタミンCが豊富で肌荒れや風邪予防に効果があることから、古くから冬にかけての健康のお守りとして食べられてきました。

私の実家でもみかんを箱買いしていたので、学校から帰って1個、お風呂上がりにまた1個、そして夜のおやつにも…。冬が終わる頃には、毎年手の平が黄色く染まっていたほどです。

私自身のみかん消費量が、いかに凄かったのかがわかりますね。

みかんの中でも、圧倒的に収穫量が多いのが温州みかんです。スーパーや八百屋さんの店先に並ぶのは、ほとんどがこの品種のようですよ。
同じ温州みかんでも近年では、産地の特長を生かしたブランドみかんが多数登場しているので、食べ比べしてみるのもいいですね。

見た目はそこそこ、中身は絶品の「だるまみかん」。

数あるブランドみかんの中でも、私の一押しはこれ!
熊本産の「だるまみかん」です。昨年の秋、熊本の友人から送ってもらったのですが、その甘さとジューシーさに感激。

正直、見た目は特別きれいというわけではないので、期待せずに食べてみたらこれまでに味わったことのない甘さだったんです!

あまりものおいしさに「だるまみかん」のことを詳しく知りたいと思い、生産しているウシジマ青果株式会社の牛島清市さんにお話をうかがいました。

陽の光を存分に浴びた陽あたりみかん。

甘さの秘密は、ズバリ、太陽の光だそうです。「だるまみかん」は十分に陽の光を浴びさせるために、実が樹の外側になるように手入れをしていきます。

こうすることで陽の光は十分に取り込めるのですが、一方、雨風にストレートにさらされるというデメリットも生じてしまうそうです。

しかも「だるまみかん」は、安全性にこだわり農薬を減らした「特別栽培」。
そのため、害虫や病気が発生しても果実に影響がない限りは農薬などは一切使用せず、収穫まで「だるまみかん」が持つ自然の力で生き抜きます。

「見た目は悪いが、中身は絶品」とおっしゃる牛島さんの話に納得。外観にはこだわらず、中身で勝負する理由がわかりました。

だるまみかん」は収穫量が限られているため流通も限定的ですが、この秋、牛島さんのご厚意で花菜で取り扱うことができるようになりました。

この機会にみかんの本当のおいしさを味わってみませんか。

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