おいしいだけではなく栄養もたっぷり!
口いっぱいに広がるやさしい甘みと食感が特長の柿。
おいしいですよね!
しかもビタミンCやカリウム、β—カロテン、タンニン、食物繊維などの栄養成分もたっぷりで今、特に注目されている免疫力向上効果が望める成分も含まれているとか。
私は、食後のデザートに生で食べるのはもちろん、キュウリなどの野菜と酢のものにして楽しんでいますよ。
数あるフルーツの中でも、柿の存在感は特別ですね。
でも、今年は柿のシーズンも終わり、来年まで味わえないのかと思うと物足りない…。
そんな方もいらっしゃるのでは?
今回は、まだまだ柿を楽しみたいという方のために、とっておきの情報をお届けします。
恵まれた地形とこだわりの農法が生み出す高い糖度。
柿の旬は、言わずと知れた秋!
寒さが増すにつれて柿は姿を消し、干し柿が主流になっていくのですが、ご紹介するのは春先まで旬のおいしさが続く富有柿の冷蔵柿です。
生産しているのは、甘柿の生産量日本一で知られる福岡県浮羽。
体にやさしい柿を届けたいという思いから、化学肥料や除草剤を一切使用しないで栽培する減農薬栽培を採用しています。
【耳納連山、筑後川写真】
土には堆肥と炭を利用するなど、土づくりへのこだわりは相当なものがありますが、もともと浮羽は南には耳納連山が連なり、北には九州一の大河、筑後川の恩恵を受け肥沃な土壌と天然水に恵まれてきました。
柿の栽培は、南傾斜面の丘陵地帯で行われており、1年を通じて降り注ぐ穏やかな陽の光をたっぷりと受けながら甘さを蓄えていきます。
その糖度の高さは折り紙付きで、凍結ギリギリの温度帯で貯蔵しても凍ることはないのだとか。保存期間も通常の柿よりも長期間が期待でき、みずみずしさが長く続くという特長を持っています。
特別な保存方法で春先まで旬の味わい。
浮羽の冷蔵柿は、品質の素晴らしさに加えて保存方法に工夫を加えることで、さらに長期間の保存を実現しました。
一般的に九州産の富有柿の流通時期は11月頃までですが、冷蔵処理により保存期間が3〜4カ月間延び、春先までおいしさがそのまま続くそうです。
さらに、特殊な包装材、ポリエチレンで個包装することにより、内側からのガスを外へ逃がし劣化を早める酸素をシャットアウト。柿のいちばんおいしい状態を特殊包装材が大切に守ってくれるのです。
保存のポイントは、冷蔵柿は家庭用の冷蔵庫でも比較的長く貯蔵できますので、届いたらすぐに冷蔵庫へ。
食べるときには、最低でも1時間前に袋を開封すると二酸化炭素の拡散でいつそうおいしくいただけるそうです。
春先までもぎたての鮮度が続く柿がいただけるなんて、柿好きにはたまりませんね!