NHKの連続ドラマで話題になった「かんころ餅」!
サツマイモのやさしい甘みともちもちの食感!
どこか懐かしいおいしさの「かんころ餅」。
スタッフの間では根強い人気があるおやつですが、最近、お客様からの注文も急増したので「不思議だなぁ〜」と首を傾げていたんですが…。
ついにその理由がわかりました!
NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ」に登場していたんです。
主人公との出会いは、祖母の家がある五島列島を訪れたとき。
長崎県内では、家庭に伝わる郷土食としてとてもメジャーなおやつなのですが、この番組をきっかけに全国デビューを果たした感じ。
ついに、メジャーデビューです!
「かんころ餅」ってどんな和菓子?
「かんころ餅」は、長崎県五島に古くから伝わる郷土食です。
サツマイモを薄くスライスして天日干ししたものを「かんころ」と呼び、餅米に混ぜてついたものが「かんころ餅」です。
五島のサツマイモは、急峻な狭い傾斜地を拓いただんだん畑で栽培されます。
斜面が多く米がほとんど穫れなかった時代、サツマイモは島の大切な食糧でした。
かんころは、サツマイモを一年中食べるための工夫から生まれたそうです。
昔は、つくる工程が多いため、「かんころ餅」づくりは、一家総出の大仕事。
しかし、時代とともに手作りする家庭も少なくなりました。
花菜の「九州マルシェ」では切って食べるだけの「かんころ餅」も販売していますが、今回は、手作り体験ができる「手作りかんころ餅キット」をご紹介します。
昔ながらの作り方は、
生芋の皮を剥く。
↓
薄く切って茹でる。
↓
重ならないように並べて1週間程度干す。
↓
水につけてそのまま食べられるやわらかさにする。
↓
もち米と一緒に蒸して砂糖を加える。
↓
臼に入れて杵でつく。
↓
成形する。
と、道具も労力も大変そう!
家族一緒にかんころ餅にトライ!
できたてのおいしさをご自宅で。
ご紹介する手作りキットはお子様と一緒に気軽に楽しめるよう、付属のかんころを水で戻すところからのスタートなので意外に簡単です。
蒸す過程も炊飯器でOK!綿棒などで形がなくなるまでついて、成形すれば完成!
つぶつぶ、フワフワ、もちもちの食感は、できたてでしか味わえない格別のおいしさ。
お好みでフライパンやホットプレート、七輪などで少し焦げ目がつくまで焼いてもおいしくいただけますよ。
手作りかんころ餅キットのご購入はこちらから。