それはある日、突然に…。
ご飯のお供に欠かせないお漬物。どんなにご馳走でも、箸休めにはつい漬物に手が伸びますよね。
簡便なことから、キャンプや保存食としての利用も多いのが漬物の缶詰。
花菜の食品事業「九州マルシェ」でも定番の商品になりつつあります。
そんなある日、九州マルシェに激震が走りました!
朝から「た、た、大変です!お漬物の缶詰がバズっているようです!」と、担当者のうれしい悲鳴。
それまで、静かに売れていたお漬物の缶詰がなぜ突然、猛ダッシュ???と不思議に思っていたのですが、原因は、信頼できる食品だけを紹介していらっしゃるYouTube動画にありました。
これまでは、たくあんや高菜などのお漬物は、日本の食卓になくてはならないものなので購入理由は、海外に住む家族にまとめて送るためだったり、保存がきくし、切らなくていいのでキャンプに持って行くのに便利、などが多かったのですが、YouTube動画では、豪雨被害や台風対策など防災対策のおすすめ保存食として紹介されていました。
数ある漬物の缶詰の中から、花菜が取り扱う宮崎県の道本食品のものを選んでいただいたことはとても光栄なこと。
でも、他の缶詰とどこが違うのでしょう?
次は、その理由についてご紹介したいと思います。
たくあんといえば宮崎!
大根櫓(やぐら)は冬の風物詩。
大根の漬物生産日本一を誇る宮崎県。
道本食品のたくあんの缶詰は、宮崎県産の干し大根を100%使用しています。
宮崎県の中でも大根の中心的な産地になっているのが“大根櫓(やぐら)”で知られている田野町です。
毎年冬になると畑に現れる、巨大な大根櫓。竹で組んだ櫓は、高さ約6メートル、長さ50〜100メートルにも及び、10段前後の棚があります。
昔からこの形が日当りや作業効率など大根干しに最適とされ、今に受け継がれているそうです。
田野が大根干しに適した地とされているのは、気候が大きく関係しています。
大根干しに適しているといわれる16度〜17度という気温に「鰐塚山おろし」と呼ばれる寒風。
冬場は少雨で大根を傷める氷点下もないという好条件に恵まれています。
大根農家さんは、毎年11月中に櫓を組み立てて12月上旬から干し始めるそうです。
朝掘った大根を昼間に櫓に干し、夕方になると夜霧や雨よけシートをかぶせ、夜は冷えすぎないようにストーブを焚くという慈しみよう。
手塩にかけて10日〜2週間干した大根は、酵素の作用で辛みが抜けて旨みと甘さが出て絶品の仕上がりです。
宮崎のたくあんのおいしさは、手間ひまかけた干し方が大きな理由なんですね。
保存料、着色料不使用。
シャキシャキの歯ごたえと風味が詰まっています。
花菜で取り扱っている漬物の缶詰は、たくあんが3種類と高菜1種類の4アイテム。
どれも保存料、着色料不使用で賞味期限は3年と長期保存ができるので、防災食としても活躍します。
たくあんのことばかり書きましたけど、高菜も九州の漬物の代表格。そのまま、お漬物としてはもちろん、高菜ライスにしたりおにぎりに入れてもおいしいですよ。
ちなみに私は高菜ライスが大好き。
「九州の高菜缶」ひと缶で3人分の高菜ライスが作れるので、お休みの日の昼食は高頻度で愛用しています。
魅力はおいしいのはもちろん、切らなくていいので手軽なこと。
高菜の漬物を細かく切るのって、案外大変なんですよね。
ぜひ、お試しくだい。
たくあん こんぶ味
北海道産昆布を使用。あっさりとした昆布味が人気です。
たくあん とうがらし味
唐辛子のピリッと感がたくあんのやさしい味わいのアクセントに。
たくあん 梅酢味
紀州産梅酢を使用。さわやかな甘酸っぱさに仕上がっています。
九州の高菜缶
九州産の高菜を使用。熟成によって生まれる豊かな風味がお楽しみいただけます。