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食だより

お正月、お雑煮で味わう三都物語。「雑煮食べ比べセット」【2023年12月】

吉田 が書きました!

いつものお雑煮もいいけど、他の町のお雑煮も食べてみた〜い。

今年も残すところ、わずかとなりましたね。
新しい年を迎える準備は進んでいますか?

年賀状書きやお世話になった方へのご挨拶まわり、大掃除…。
なにかと慌ただしい年の瀬ですが、目玉はやはりおせちとお雑煮の準備ではないでしょうか?

以前は、年末年始のご馳走は手づくりしたいと思っていたのですが、おせちに至っては品数が多く、縁起物などは手間もかかるのでハードルが高いため結局、市販のおせちに頼ることに。

有名レストラン・料亭やホテルなど、さまざまな味の名店がしのぎを削ってつくるおせちはどれもおいしそう!
今では迷いながら選ぶのも楽しみの一つになりました。

せっかくなら、お雑煮もいつものとは違ったものが食べたいと思い探した結果、ありました!
日本各地を巡る 雑煮食べ比べセット」。

お雑煮は、地域によって具材や餅の形などさまざまだといわれますが、考えてみれば年越しを自宅以外の地域でしたことがない私は、未だ博多雑煮しか知りません。

見つけた雑煮食べ比べセットは、なんと3都市のお雑煮が味わえることから、毎年売り切れしまうほどの人気商品だとか。
お餅も付いているのでわざわざ購入する必要もありません。

新年早々、江戸・京都・博多へ旅をしよう。

日本各地を巡る 雑煮食べ比べセット」は化学調味料無添加で常温保存が可能。常温保存は、年末年始の食材で、冷蔵庫がいっぱいになりがちな年末年始には助かりますね。

味は博多雑煮、江戸雑煮、京都雑煮の3種類がそれぞれ2袋ずつセットされていて、お餅も角餅が4個、丸餅が8個付いています。
新年早々、お雑煮で三都巡りが楽しめそうです。

そもそも、お雑煮のお餅が地域によって丸餅と角餅に分かれるのか不思議に思いませんか?
調べてみると、諸説ありますがこんな歴史があることがわかりました。

お餅の形は日本の東は角餅、西は丸餅が一般的だといわれています。その境となるのは岐阜県の関ヶ原あたりだとか。
江戸時代に平たく伸ばした「のし餅」を切り分ける方法が生み出され、これが角餅となり、運搬にも便利であったことから江戸から徐々に広まったといわれています。
東は角餅、西は丸餅が一般的で、武家の支配が長かった関ヶ原以北の東日本では戦いを前に「敵をのす」の縁起担ぎから、のし餅が広まったなどの説があります。

地域独特の出汁が活かす素材本来の持ち味。

江戸雑煮


江戸雑煮は、枕崎産鰹節の豊かな香りと北海道利尻昆布の旨みが重なりあった出汁が抜群。大根、人参、椎茸、鶏肉の具材を引き立てています。
お餅は焼いた角餅を併せ、小松菜や海苔をトッピングすると、さらに江戸風味が強調されます。

京都雑煮


白味噌仕立てが特長の京雑煮。鶏ガラベースのすっきりとしたスープに椎茸と鰹節の出汁を加え、京料理では欠かせない白味噌で仕上げられています。里芋、大根、人参の具材に丸餅を加え上品な味わいをご堪能ください。
お椀に盛り付けた後、最後にひとつまみの鰹節をトッピングするとよりいっそう風味が良くなります。

博多雑煮


上品なあご出汁で知られる博多雑煮。炭火で焼いたあご(飛魚)の旨みと香りが引き立つ出汁が大根、人参、椎茸などの具材の味を引き立てます。
かつお菜やブリの切り身を入れると、より本格的な博多の味をお楽しみいただけます。

詳細はこちらから。

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