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はんなりキレイラボ

暑い日は特に気になる!汗とニオイの関係

スタッフ木村
スタッフ木村

こんにちは!
花菜スタッフの木村です!

暑い日が続き、つい冷たいジュースやアイスコーヒーばかり飲みたくなりますよね。
飲みたい気持ちをグッと抑えながら、できるだけ常温のお茶を飲みながら毎日を過ごしています(笑)

暑いと喉が乾きますが、それはその分汗として水分やミネラルが流れていっている証拠です。
汗をかくとべたつき匂いが気になり、すぐにシャワーを浴びたくなります。

そんな女性が気になる「汗とニオイ」についてお話ししていきます。

外に出た際や運動したあとなど、特に夏は汗をかく機会が多く、ニオイも気になります。
匂いのついた柔軟剤や汗拭きシートなどが余計にニオイを複雑にして、さらに気になる・・!なんてこともありますよね。
 

ニオイの発生源は?

ニオイの原因は、汗や皮脂などに雑菌が作用することにあります。

人間の皮膚には、汗を分泌する「汗腺」と皮脂を分泌する「皮脂腺」があり、汗には体温を調節する役割が、皮脂には皮膚に潤いを与え保護する役割があります。
汗と皮脂は、分泌されたばかりの時はほぼ無臭ですが、時間が経っていくと皮膚に常に存在している皮膚常在菌と反応し不快なニオイを放ちます。

また、この不快なニオイは汗や皮脂の成分によっても異なります。
汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」の2種類があり、それぞれに含まれる成分が異なるのでニオイも異なります。

エクリン腺

ほぼ全身に分布しており暑い時や運動した際にサラサラとした汗を分泌します。
エクリン腺から出る汗は、約99%が水でできており、他は塩分やアミノ酸、尿酸などです。
汗をかいてから時間が経つと皮膚の汚れ等で雑菌が繁殖し、時間と共にアミノ酸などが分解されニオイが発生します。

アポクリン腺

主に脇やデリケートゾーンにありエクリン腺から分泌する汗よりも水以外の成分を多く含んでいます。
また水以外の成分も違って、タンパク質や脂質、脂肪酸など独特なニオイに変化しやすいものが多いのも特徴です。

スタッフ木村
スタッフ木村

脇のニオイが特に気になるのには理由があったんですね!

 

ニオイだけじゃない?ベタつく汗

そもそも汗をかくのは、体温調節に欠かせない重要な反応です。
体温が上昇すると、皮膚の毛細血管を拡張し熱を皮膚から放出しようとします。それでも体温が下がらなかった場合、汗を出して汗による水分の蒸発熱で吸熱反応を利用し体温を下げようとします。

その際に出る汗にナトリウムなどの水分以外の成分が多く含まれると、ベタつきのある不快な汗になります。

普段冷暖房の効いた部屋で過ごし運動不足で汗をかかなくなると・・?

外に出た際の急激な温度の変化に体温調整が追いつかない→汗が一気に出てしまう→異常な発汗により、ナトリウムを多く含むベタベタ汗!

そしてナトリウムを多く含んだ汗は、蒸発しにくく体温調節がうまくできない上、雑菌が繁殖しやすくなり嫌なニオイが発生します。

スタッフ木村
スタッフ木村

最悪です( ; ; )

 

ニオってしまう汗対策は?

嫌なニオイをどうにかしたい!
すぐにできる対策はないのでしょうか?

汗腺機能を回復させる

ベタベタ汗は、普段から運動不足で汗腺機能が低下してしまっていることが原因であることから、普段から運動を心がけると汗腺機能は回復しやすいです。
ハードな運動でなくていいので、少し心がけて階段を使ってみたり毎朝ラジオ体操をするなど簡単な運動から始めてみるのはいかがでしょうか?

悪玉菌を減らす

汗のニオイには毎日の食べ物も関係しています。
バランスの悪い食事、肉や香辛料が効いた食事を続けているとニオイの原因となります。
腸内にある悪玉菌が動物性タンパク質をエサにし、嫌なニオイの成分を作り出します。
悪玉菌の少ない腸内&ニオイの原因を作らないために、積極的に腸活をすると効果的です!

急激な気温差をできるだけ抑える

冷房の効いた部屋に長時間いると皮膚温度が下がり、暑い屋外に出てもなかなか汗が出ない状態になります。
ですが、しばらくすると大量の汗が出てきます。これがニオイの原因となります。
冷房の効いた部屋から外に出る際は、玄関などで体を外気に慣らしてから出るようにしましょう。

やっぱりこれ!拭く!着替える!

あとはやはり、汗はすぐに拭く!着替える!これを徹底してください。
汗から雑菌を繁殖させないためには、すぐに汗をふき、着替えるのが一番効果的です。

 

おまけ

デオドラント剤と制汗剤の違いをご存知でしょうか?
似たような商品に見えますが、実は役割が違います。

デオドラント剤

雑菌の繁殖を抑える → 汗が出たあとのニオイを抑える

汗をかいている状態で使ってもあまり効果がありません。
しっかりと汗を拭いてから使うのがポイントです!
また、香り付きの商品が多く販売されていますが、体臭や汗のニオイと混ざり合って悪化させてしまう場合があります。香り付きの商品を選ぶ場合は慎重に選びましょう。

制汗剤

一時的に汗を抑えるもの → ニオイの原因となる汗が出るのを抑える

デオドラント剤に比べて、制汗剤は肌に悪いというイメージがありますね。
汗は出ることによって一緒に汚れや老廃物を流すことができるというメリットがありますが、それを止めてしまうので使いすぎてしまうと老廃物をため込んでしまう可能性があります。
多汗症などで悩んでる方にとっては少しでも症状が軽減され、快適に過ごすために必要かもしれませんが、頻繁な使用はかかりつけのお医者様などに相談した方が良いかもしれません。

スタッフ木村
スタッフ木村

どちらの使用後も、しっかり肌のケアが大切!

デオドラント剤や制汗剤を使った日は、お風呂でしっかりと洗い流すことが重要です。
ニオイケアは完璧でもそれを洗い流さずに放っておくと毛穴つまりの原因となりニオイの原因となってしまう場合があります!
普段の化粧や日焼け止め同様、しっかり洗い流してくださいね。

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